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ほぼ毎日更新の雑感「ウエイ」
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キネマの神様

円山歩は長年勤務した都市開発会社を退職した。39歳女性独身。その日、父のゴウが心臓疾患で倒れた。麻雀と競馬と映画に人生をかけた父は借金まみれだった。宵越しの金は持たない主義を続け、ギャンブルで負けそうになると最後に全部つぎこんですっからかんになる繰り返しだった。母とともに父の再生を計画した歩は多重債権者救済セミナーで学び、家族が借金を立て替えてはいけないことを知る。これまでは母のパート収入と歩の給料で補っていたのだ。小さな映画雑誌出版会社に就職した歩は、父に大好きな映画のブログを書くように勧めた。ギャンブル禁止で落ち込んでいた父はブログで有名になり元気を取り戻す。そんな時、アメリカのブロガーから挑発的なコメントが返ってきて二人のやり取りのおかげでブログ「キネマの神様」は世界からのアクセスを獲得するようになる

2021.9.12)原田ハマ著 文春文庫 20115月 680

鎌倉資本主義

世界各地で罵倒する言葉がなぜ使われているのか。それを脳科学的にアプローチした。罵倒する言葉やそれを受け入れる環境に男女という性差が存在するという研究がされていた。男はマッチョで女は慎ましくというのは日本だけではなく多くの社会に共通する性差的な差別だという

(2021.4.3)柳澤大輔著 プレジデント社 201812 1400

悪態の科学

世界各地で罵倒する言葉がなぜ使われているのか。それを脳科学的にアプローチした。罵倒する言葉やそれを受け入れる環境に男女という性差が存在するという研究がされていた。男はマッチョで女は慎ましくというのは日本だけではなく多くの社会に共通する性差的な差別だという

(2021.4.3)エマ・バーン著 黒木章人訳 原書房 20188 2200

肉食の社会史

日本では古来より動物を食べない習慣があったと思われている。しかし、縄文の民は狩猟を生業としていた。いつから権力者たちが獣、魚、鳥を食べなくなったのかを探求した作品。それらが庶民にも広がった理由は何か。軍神を祀る諏訪社が全国に広がったことと、庶民の肉食文化が階級差を伴って広がったことをひもとく

(2021.3.31)中澤克昭著 山川出版社 20188 2500