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乗り越えよう!大震災!  佐々木食堂へようこそ

No.7905

3月18日。月曜日。
水天宮にあるローヤルパークホテルで、服部栄養専門学校の卒業記念パーティーがあった。
昨年の今頃は、教員として最後に送り出す卒業生との日々だった。

あれから1年が過ぎた。
専門学校には調理師本科(1年)・調理ハイテクニカル経営学科(2年)・栄養士科(2年)・パティシエブランジュクラス(1年)・調理師科夜間(1.5年)があった。

55歳で入学し、56歳で卒業する。
ローヤルパークホテルには、卒業を控えた全学の学生が参集した。
立食形式でのパーティーだった。
クラス対抗のゲームがあったり、参加者対象の抽選会があったり、内容も工夫されていた。
高校卒業後から入学できるので、年齢としては19歳の若者からいる。
未成年者がいるので、パーティーはノンアルコールだった。

いつもは白衣やコック服を着ている教授陣が正装していたので、見た目が異なり興味深かった。
終了後、同じクラスの仲間10人と人形町へ繰り出し、さらに新橋で飲みながら語った。

若者は就職が決まり、すでに現場に入って研修が始まっていた。
これから始まる社会人生活に緊張していた。
「なんでも、3の数字を意識して励むといいよ。3日、3週間、3ヶ月、3年。そんな区切りで自分がやっていることを見直してごらん」
同じクラスメートだが、こちらは社会人としては33年の先行経験があるので、アドバイスができる。
留学生はすでに本国への帰国準備が始まっていた。こちらの荷物の多くはすでに送ったという。
「帰国しても、またニッポンに来るよ。みんなのところを回っておいしいものを食べるよ」
私がいつも飲み歩いたクラスメートは、卒業後はそれぞれの故郷へ戻る。広島、秋田、新潟。地元が東京というメンバーも多い。私は神奈川。
この1年のように、何かのイベントごとに「飲みに行こう」というわけにはいかなくなるだろう。
しかし、ここでできた新しい人と人とのつながりは、きっとこれからさらに強くなっていくだろうと確信する。

「いやぁ、楽しい1年間だった」
私は盃を口に運び、感謝した。
「本当に楽しい1年間だった」
何度も何度も感謝した。

明日、卒業式だ。

これまでのウエイ


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