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新着情報...西加奈子(サラバ・下:読了)
サラバ・下
西加奈子著
小学館文庫 2017年10月 610円
姉の貴子は亡くなった矢田のおばちゃんの残した「すくいぬし」を手にして世界へ旅に出た。歩は不安定な暮らしを続けながら、ある日頭髪がどんどん抜けていく事態に直面した。ひとに会うことが怖くなり、父の残した財産を使いながら仕事を削り図書館に行く毎日を送っていた。そんな中、2011年3月、東日本大震災が起こった。 (2019.5.17)
いざ帰りなん
新・古着屋総兵衛17
佐伯泰英著
新潮文庫 2018年12月 670円
東南アジアで交易をしていた第二次船団がいよいよ日本へ向けて帰路に着く。大型帆船カイト号は、船団のメンバーが残って第三次船団が到着するまでに完成を目指すことになった。江戸では総兵衛が京都へ桜子とともに出かけた。第二次交易の出資元、茶屋家へ挨拶に行き、そこで二人の仮祝言が営まれた。 (2019.2.19)
男振
池波正太郎著
新潮文庫 1978年11月 710円
私は池波正太郎さんの小説が好きだ。 そのほとんどを一読はしている。 それなのに、こんなに胸を打つ話をまだ目にしていなかったことを後悔した。 こんな男になりたいと、芯から思った話だ。あとがきで著者自身が、実話に基づく告白をしているので、江戸の昔にはいい男がいたのだと実感した。 越後柴山藩の家臣の長男、堀源太郎が主人公。江戸藩邸で若君の学友として過ごす。ある時、若君と相撲をして自らの奇病を嘲笑した若君を感情に任せて打ちのめした場面から話は始まる。本来なら、死罪は逃れられないのに、なぜか命は救われてしまう。 武家という狭い融通のきかない世界で源太郎を巡って、多くの殺し合いが繰り返され、源太郎が尊敬していた家臣も惨殺されてしまう。自らの出自に関わる不思議な因果を源太郎が、いかに乗り越え、受け止め、創造していくかを池波正太郎さんは丁寧に綴った。 (2019.1.12)