関連するリンクページ |
|
鳴神響一 |
|
鎌倉署 小笠原亜澄の事件簿6 佐助ヶ谷の銀雫 |
ただ今読書準備中(2024.11.6)文春文庫730円2024年11月 |
鎌倉署 小笠原亜澄の事件簿5 西御門の館 |
ただ今読書準備中(2024.11.6)文春文庫730円2024年10月 |
警察庁ノマド調査官 朝倉真冬 (6)城崎-嵐山連続殺人事件 |
ただ今読書準備中(2024.8.28)徳間文庫790円2024年9月 |
脳科学捜査官 真田夏希 (22)ブリリアント・アイボリー |
ただ今読書準備中(2024.8.28)角川文庫740円2024年8月 |
脳科学捜査官 真田夏希 (21)ジャスティス・エボニー |
(2024.10.5)角川文庫740円2024年7月 |
神奈川県警「ヲタク」担当 (7)哀愁のウルトラセブン |
|
鎌倉署 小笠原亜澄の事件簿4 竹寺の雪 |
|
警察庁ノマド調査官 朝倉真冬 (5)丹後半島舟屋殺人事件 |
朝倉真冬は京都丹後鉄道の天橋立駅に降り立った。明智審議官から伊根町で起きた殺人事件の真相解明が下命された。同時に警察庁に密書が届いた。京都府警内部に犯人に協力している者がいると記されていた。レンタカーを借りた真冬は苦手な運転で伊根町に向かった。遊覧船乗り場の日出駅に車をおいて乗船した。舟屋の全体像を海から把握しようと考えたのだ。今は日本のヴェネチアと称される伊根の舟屋は戦国時代には存在していた。海にそのまま舟の出入りができる建物を作り、二階に漁具を置いた。現在のように住居を兼ねるようになったのは舞鶴に軍港ができた昭和以降だ。輸送道路を作るために住民に強制的に土地を供与させた結果、舟屋に移転せざるを得なかったのだ。下船して舟屋に入った真冬。資料をもとに事件現場を特定した。捜査権限のない警察庁職員の真冬は民家である舟屋に入れない。しかし、特命を受けての調査だと自分に言い聞かせて内部に進入した。遺体の発見現場を確認。すると「そんなところで何をしているんだ」と年輩の制服警官に厳しい声を浴びせられた(2024.5.10)徳間書店800円2024年3月 |
SIS丹沢湖駐在 武田晴虎3創生 |
|
SIS丹沢湖駐在 武田晴虎2聖域 |
|
SIS丹沢湖駐在 武田晴虎 |
|
脳科学捜査官 真田夏希 (20)ノスタルジック・サンフラワー |
神奈川県警に復職した夏希。いきなり織田慶事部長の依頼で箱根の立て籠り事件に呼ばれた。湖尻のホテルで造園担当の男が支配人を刺して籠城した。小田原署に設置された指揮本部で事情を聞いた夏希は捜査員、織田とともに現場に急行した。そこには県警刑事部の特殊捜査班が待機していた。夏希の知っている冴美が指揮をとっていた。ファイバースコープで監禁されているホテルロビーの映像を見て夏希は驚いた。そこには函館で独り暮らしをする母がいたのだ。父が亡くなり、自由な暮らしを送る母が一人で箱根に旅行していてもおかしくはない。織田と冴美らと犯人への接触を検討した夏希はホテルロビーから見える湖畔にボートを浮かべ、そこから大型モニターでテキストメッセージを送ることにした。そこで人質に母がいることを犯人に伝え、自らと交換するように要求した。織田は止めたが夏希は聞かなかった。母と入れ替わりに人質になった夏希は犯人の動機に迫る対話を始めた。次第に犯人の気持ちが落ち着き、これ以上の罪を重ねることを防ぐことに成功した。警察に犯人が連行される。その時、プシュッという発射音がして犯人が悲鳴をあげて倒れた。医師の夏希はすぐに状態を確かめたが、額をライフルで撃ち抜かれた犯人は即死状態だった(2024.3.28)角川文庫740円2024年2月 |
警察庁ノマド調査官 朝倉真冬 (3)米沢ベニバナ殺人事件 |
(2024.3.9)徳間文庫710円2023年3月 |
脳科学捜査官 真田夏希 (19)インテンス・ウルトラマリン |
夏希は休暇を使って沙羅をクルージングに誘った。県警広報部からの要請で沙羅の撮影がラ・プリンセスの後部デッキで行われていた。警察でも働き方を改革し、警察官に余暇を楽しむように演出している掲示物作りに協力させられていた。沙羅から相談を受けた夏希は、ラ・プリンセスでのクルージングと引き換えにお互いに休暇を楽しむことにした。横浜港をゆっくりと離れたラ・プリンセス。二人は部屋に戻り冷蔵庫から冷えたドリンクを出して乾杯しようとした。同じ頃、横浜市内であった強盗致傷事件で銃器販売店の店主が何者かに襲われ怪我をしていた。捜査本部から沙羅に連絡が入り、船が神戸に到着次第横浜に戻るように指示された。夏希はがっかりしたが、途中で下船できないのだから、神戸までの一泊クルージングを楽しもうと沙羅を元気づける。その2日前に江ノ島署管内で傷害事件が発生した。江ノ島署の加藤と北原が容疑者を追いかけてラ・プリンセスに乗車していた。山下公園近くで狭間という被疑者を見かけたという加賀町署地域課の連絡を受けてパトロールをしていた加藤がラ・プリンセスのデッキに狭間を見つけて乗り込んだのだ。何も知らない沙羅と夏希は優雅なランチタイムを楽しんでいた。料理に合わせてステージでは優雅な歌が披露されていた。ジャズシンガーの牧村真亜也がボサノヴァやアップテンポな曲を歌っていたとき、突如、ステージに猟銃を持った男が袖から入り、乗客と乗員を人質に取ってしまった(2024.2.5) 角川文庫740円2024年1月 |
神奈川県警「ヲタク」担当 (6)万年筆の悪魔 |
9月7日、箱根の仙石原にある別荘で男性の遺体が発見された。凶器は額に打ち込まれた万年筆だった。近所の飲食店主が不審に思って地元警察に連絡。警察官が第一発見者だった。被害者は布施公一郎73歳。大手の物産会社を退職して無職。横浜にある高級マンションを賃貸にしてその賃料で暮らしていた。事件現場で今は暮らしていた。浅野は春菜に捜査協力を依頼。捜査協力員の中から万年筆に詳しい者を紹介してほしいという。捜査支援センターの赤松課長は春菜に浅野に協力するように命じた。布施は別荘に300本以上の万年筆をコレクトしていた。捜査協力員に会うと、布施が万年筆マニアの世界では有名なコレクターだったことが判明した。布施の遺体の近くに「カゼルタ」に×が書かれたメモが置いてあった。春菜も浅野もそれが何を意味するのかわからなかった。協力員の情報でそれが万年筆愛好団体の名前であることを知った。カゼルタの事務局は横浜の伊勢佐木町の「ステーショナリー・サクヤマ」という文具店だった。二人はサクヤマを訪れて布施のことを聞いた。入会していたことは知っていたがすぐに退会したという。あまり会合に顔を出すことはなかったが、万年筆の修理を依頼されることがあり、佐久山は布施と個人的に面識はあった。カゼルタは大磯の沼田顕朗が2001年に立ち上げていた。その沼田が不慮の事故で死亡したので解散してしまった。イタリア文学の専門家だった沼田は大学で教鞭を取っていた。人柄も万年筆への造詣も深く多くの会員から慕われていた(2024.2.3)幻冬舎文庫630円2023年12月 |
神奈川県警「ヲタク」担当 (5)鎮魂のランナバウト |
7月29日、モータージャーナリストの天童頼人が秦野市と中井町にまたがる堰止湖の震生湖で死体となって発見された。肺に水が入ってなかったので、殺されてから湖に遺棄されたと捜査本部は考えた。捜査は新たな発展を見せず、強行班の浅野が春菜に協力を求めてきた。殺された天童は別荘に旧車を残して殺されていた。浅野は春菜に旧車を対抗する者との接触を求めてきたのだ。春菜と浅野はヲタク太刀との面談を通じて、犯人への仮説を立てた。それは2年前に天童が助手席に乗っていて起こった交通事故が引き金になっていた(2024.2.1)幻冬舎文庫670円2023年7月 |
神奈川県警「ヲタク」担当 (4)テディベアの花園 |
細川春菜は班長の赤松から捜査一課強行七係主任の浅野康長の捜査に協力するように命令された。浅野が追っている殺人事件が暗礁に乗り上げていて専門捜査支援班に協力を要請してきたのだ。ヲタク担当の面々と顔を突き合わせているよりも、捜査の現場に出向くことを春菜は好んでいた。これまでも浅野とはいくつかの事件でともに行動してきた。浅野によると三浦半島の諸磯にある別荘で死体が発見された。被害者は神保真也、27歳。事業家だった。真也はテディベアの蒐集家だった。別荘には多くのテディベアが残されていた。事件とテディベアとの間に何らかの繋がりがあるのではないかと浅野は考え、春菜に登録しているテディベア愛好家との接点を求めてきたのだ。早速、春菜は登録者を検索した。3人の愛好家が登録していた。一人ずつ面接を実施した。どの愛好家も深くテディベアを愛し、その価値を多くの人に知ってもらいたいと願っていた。アメリカの警察では被害者の心のケアのためにテディベアが用意されていると知った。面接を進めていくうちに、真也の父親の国雄が国内ではとても有名な蒐集家だということが判明した。真也の兄の慶一に会うと自分はテディベアには興味がないが、弟が父の残したテディベアを相続したと教えてくれた。しかし、捜査を進めていくうちに、慶一は亡き母親の形見としてPB55という歴史的にとても貴重なテディベアを肌身離さず大切にしていたことが判明した(2024.1.30)幻冬舎文庫710円2022年12月 |
警察庁ノマド調査官 朝倉真冬 (4)能登波の花殺人事件 |
真冬は、能登にいた。陶芸家の祖母に会った。5歳で警察官の父が殉職。心臓が弱かった母が翌年に病死。真冬は陶芸家の祖母に預けられて育った。ずっと祖母の愛に包まれて育った真冬。警察庁官僚になってからは忙しくて能登に帰られない日々が続いていた。今回、明智審議官から石川県警の殺人事件についての再調査を任じられて帰郷できた。事件から10ヶ月経ったのに捜査は滞っていた。事件現場を訪れた真冬は、遊佐という刑事と出会う。彼は捜査本部の方針に疑問を抱き、単独で事件を追っていた。そのことに気づいた真冬は、身分を明かして協力を仰いだ。二人は女子大生殺人事件の裏に隠された県警の捜査妨害工作へと戦いを挑み始めた。同時にふだんは感情を表に見せない明智審議官が今回ばかりは前のめりになっていることを不思議に感じた。遊佐はかつて石川県警の管理官だった明智の部下で夏希の父とともに輪島市役所を揺るがした詐欺事件を追っていたことを知る。何者かに射殺された時に夏希の父がかばったのは明智だったのだ。同じ現場に遊佐もいた。現在の県警刑事部長の戸次もいた。戸次は今回の事件で捜査員が上げてくる有力な情報を恥から否定した。真冬と遊佐は一つずつ証拠を集めて殺害現場や殺害方法を明らかにしていく(2024.1.26)徳間文庫780円2023年9月 |
脳科学捜査官 真田夏希 (18)アナザーサイドストーリー |
|
脳科学捜査官 真田夏希 (17)エキセントリック・ヴァーミリオン |
7月中旬の鎌倉で夏希は久しぶりに織田とランチを楽しんでいた。鎌倉駅西口から線路沿いに歩いた寿福寺近くにある「茶歩」という店だった。庭もランチも堪能した二人は話し足りなくて、明月院で紫陽花を見た後も北鎌倉でお茶をしようと約束した。会計を済ませて店を出た。寿福寺の門を出た。そこにはスーツ姿の男が待っていた。「織田警視正、あなたに逮捕状が出ています」。信じられない言葉とともに織田は男たちに連行されてしまった。後に残った夏希は呆然とした。誰かに事実を確かめたくて県警の佐竹管理官に電話をした。佐竹も織田の逮捕を知っていたが、自分は担当ではないという。芳賀管理官が担当だった。夏希は佐竹に織田の逮捕理由について質問した。福原という高校時代の同級生を殺害して遺棄したというのだ。誰よりも織田がそのようなことをする人間ではないことを夏希は知っている。何かの間違いだと主張したが、犯行を記録した監視カメラの映像が決め手だった。夏希はそれでも織田を信じた。江ノ島署の加藤に電話を入れた。加藤は夏希の話を聞いただけで「俺は真田を信じる」と言ってくれた。それから二人で織田が福原と会っていたという現場へ行くことにした(2024.1.23)角川文庫720円2023年7月 |
脳科学捜査官 真田夏希 (16)シリアス・グレー |
|
脳科学捜査官 真田夏希 (15)サイレント・ターコイズ |
夏希は函館の高校での同級生、石川希美から「歌いーぬ」をプレゼントされた。横浜市役所に勤める希美の引っ越し祝いを贈ったお返しだった。犬型ロボットの「歌いーぬ」。話しかけると要求に応じてくれる機能をもつ。暮らしに溶け込むIoT技術を使った端末だった。月曜日の朝、仕事が始まる一週間の初日のもやもやした気持ちを吹っ切るために夏希は歌いーぬへ明るくて軽いフレンチポップを聴かせてくれるようにリクエストした。「おまかせだワン」と応じた歌いーぬは夏希のリクエストに応じた曲を流し始めた。軽快な曲を聴きながら夏希は朝食の準備をした。すると突然、歌いーぬは暗い歌を流し始めた。それに続いて「あなたの明日は暗い雲に覆われる」と不吉な声でしゃべり始めたのだ。停止するように要求しても歌いーぬに無視された。仕方なく電源を切った。重い気持ちで警察庁サイバー特別捜査隊に出勤すると五島から織田が緊急ミーティングを開くと言われた。そこには副隊長の横井、刑事上がりの山中、隊長の織田がいた。織田は今朝、全国の歌いーぬが何者かにハッキングされ、利用者の要求を無視して暗い曲とメッセージを流し始めたと報告した。まさに自分の身に起こったことなので夏希はとても驚いた (2024.1.21) 角川文庫660円2023年1月 |
脳科学捜査官 真田夏希 (14)イリーガル・マゼンタ |
(2024.1.18) 角川文庫660円2022年8月 |
脳科学捜査官 真田夏希 (13)ナスティ・パープル |
|
脳科学捜査官 真田夏希 (12)クリミナル・ブラウン |
|
脳科学捜査官 真田夏希 (11)ヘリテージ・グリーン |
2021年の元日、夏希は小川とともに鶴岡八幡宮で初詣をしていた。参拝をして人で賑わう境内を抜けた。夏希がお気に入りの小町通の店で食事をしようと向かっていた時、小川の携帯が鳴った。市内で爆破事件が発生。アリシアの出動を要請するものだった。二人は食事を中止した。小川と夏希は別れた。翌日、鎌倉警察署の捜査本部に夏希は向かった。科捜研の中村科長から、いつも通り、理由を聞かされることなく、鎌倉署に行くように指示されたからだ。そこにはいつもの幹部たちが顔を揃えていた。警察庁からも織田が参加していた。それは今回の爆破事件がテロの要素を含んでいることを示していた。犯人からのメッセージが県警のメッセージフォームに届いた。松が明けるまでに北条氏ゆかりの寺で爆破事件を起こすというものだった。夏希は犯人にメールを送って接触を試みた。すると犯人とのやり取りから、夏希が八幡宮の舞殿でテレビ生中継の歌を歌う要求が出された。音痴を自覚する夏希は断るが、県警上層部は犯人が要求に応じなければ人が死ぬほどの爆破事件を起こすと脅したので、夏希に要求に応じるように下命した。困り果てた夏希。すると県警から応援に来ていた石田が夏希に歌を指導すると声をあげた。石田は学生時代にバンドを組んでいてボーカルを担当していたとのことだった。早速、夏希は石田と大船のカラオケボックスに行って何度も何度も発声の練習を繰り返した(2024.1.9) 角川文庫660円2022年1月 |
脳科学捜査官 真田夏希 (10)エピソード・ブラック |
10年前、五条香里奈管理官は神奈川県警刑事部捜査二課に所属していた。上杉は警察庁刑事局捜査一課の課長補佐。織田は警察庁警備局警備企画課総合情報分室の課長補佐。3人は同時期に警察庁に入庁したキャリアだった。階級は3人とも警視だった。香里奈の30歳の誕生日に2人が祝いの宴を開いた。現場の仕事が忙しい香里奈は寝不足のようだった。遅い時間まで飲んで語った。織田がトイレに立った時に香里奈が上杉に「相談したいことがある」と告げた。終電まで時間がなかったので翌日に会う約束をした。ほっとした表情で香里奈は2人を店に残して先に帰った。2人は遅くまで飲んで帰ろうとした。その時、上杉の携帯電話が鳴った。赤十字病院から香里奈が交通事故で搬送されたという知らせだった。上杉と織田は急いで病院に行った。しかし、すでに香里奈は息絶えていた。10年後、根岸分室で一人捜査にあたる上杉の元を織田が訪ねた。県警に仕事があったついでに立ち寄ったという。香里奈の事故を調べていた織田が報告に来たのだ。香里奈をひき逃げした荒木という男はその後、津久井郡の山奥で自殺していた。そのため、香里奈の事故は被疑者死亡のまま単なる交通事故として捜査が終結していたのだ。織田は荒木について詳しく調べた。すると交通事故を起こして自殺するような男ではないことが判明した。もしかすると本物の荒木は何者かによって殺され、まったく別の人間が荒木という名前をつけられて犯行に及んだのかもしれないと2人は考えた(2024.1.5) 角川文庫660円2021年8月 |
脳科学捜査官 真田夏希 (9)ストレンジ・ピンク |
|
鎌倉署小笠原亜澄の事件簿 (3)極楽寺逍遥 |
|
神奈川県警「ヲタク」担当 (3)夕映えの殺意 |
(2023.12.12)幻冬舎文庫670円2023年7月 |
脳科学捜査官 真田夏希 (8)エキサイティング・シルバー |
(2023.11.11)角川文庫640円2021年1月 |
脳科学捜査官 真田夏希 (7)デンジャラス・ゴールド |
|
脳科学捜査官 真田夏希 (6)パッショネイト・オレンジ |
|
脳科学捜査官 真田夏希 (5)ドラスティック・イエロー |
|
脳科学捜査官 真田夏希 (4)クライシス・レッド |
|
脳科学捜査官 真田夏希 (3)イミテーション・ホワイト |
|
神奈川県警「ヲタク」担当 (2)湯煙の蹉跌 |
|
神奈川県警「ヲタク」担当 (1)細川春菜 |
|
警察庁ノマド調査官 朝倉真冬 (2)男鹿ナマハゲ殺人事件 |
|
警察庁ノマド調査官 朝倉真冬 (1)網走サンカヨウ殺人事件 |
|
脳科学捜査官 真田夏希 (2)イノセント・ブルー |
|
脳科学捜査官 (1)真田夏希 |
|
鎌倉署小笠原亜澄の事件簿 (2)由比ガ浜協奏曲 |
由比ヶ浜の海岸に近いコンサートホールでの公演中に天井から鉄球が落下してコンサートマスターの三浦が死亡した。たまたまコンサートを鑑賞していた鎌倉警察署長によって事件はすぐに殺人事件として特別捜査本部が設置された。鎌倉署の小笠原と神奈川県警の吉川はまたもペアを組んで捜査にあたることになった。コンマスの三浦は誰にも慕われる存在だった。恨みの犯行という筋書きがなかなか成立しない。指揮をしていたのは世界的に有名な里見だった。高齢のため最後は自分がヴァイオリニストとして世話になった鎌倉の管弦楽団の常任指揮者として終焉を迎えようとしていた。その里見が我が子のように育てていたのがコンマスの三浦だった。捜査を続けるうちに亜澄たちは里見がかつてヨーロッパで管弦楽団に所属していた時にコンマスだった三浦の父親が指揮者からダメ出しをされ退団し失意のうちに亡くなったことを掴む。コンマスの三浦はその息子だった。里見は長く母子に経済的な援助を続け、三浦の芸大進学やその後の活動も支えた。自分の後継者として三浦を育てていた里見は大きなショックを受けた (2023.6.26)文春文庫760円2023年5月 |
鎌倉署小笠原亜澄の事件簿 (1)稲村ケ崎の落日 |
(2023.6.24)文春文庫750円2022年10月 |
おいらん若君 徳川竜之進 (5)昇龍 |
(2022.8.15)双葉文庫600円2019年10月 |
徳川竜之進 (4)凶嵐 |
(2022.7.5)双葉文庫 602円 2019年6月 |
|
浦賀沖の猿島にある茶寮で、一度に六人もの殺人事件が発生した。日常、人が立ち入ることのない島で起こった不可解な密室殺人に、長屋住まいの浪人、多田文次郎が挑む。 (2019.10.17) 幻冬舎文庫 2017年12月 690円 |
影の火盗犯科帳(2)忍びの覚悟 |
刀商いの男が神社の境内で殺された。死体は鳥居に吊るされていた。五郎作は、男の店を訪ねた。鈍ら刀を売りつけていた男は多くの恨みを買っていた。店は閉ざされいたが、近所の者たちが石を投げつけ、恨みを代行していた。五郎作は店内に入り、若いサヨという後家を励ます。周囲には恨みを買う男だったが、サヨにだけは優しかった。夫を追って身投げをしようと思ったサヨは、五郎作を思い出し、邸宅を訪ねた。誤解した妻の美里はふくれてしまう。伊達家下屋敷に火矢がうたれて、塩釜社が爆破された。伊達家にゆかりのある寺の東司が爆破されて町民が殺された。同じく伊達家に近い寺で爆破騒ぎがあった。一連の事件で、伊達家とは無縁の町民らが何人も犠牲になった。五郎作は影の手先を頼んで探索を進める。手先頭の光之進は、爆破事件の現場に赴くが、そのたびに全身を襲う不安と恐怖に悩まされる。光之進は、忍びの訓練をしていた時に火薬訓練の事故で妹を亡くしていた。 (2017.3.31) 角川文庫 2016年10月 680円 |
影の火盗犯科帳(1)七つの送り火 |
直参旗本の山本五郎作は、将軍から新しい火付盗賊改めを任じられることになった。山本家は代々徳川家を守り抜いた甲賀忍者の系譜だった。いまでも五郎作の家臣たちは、忍術の稽古を続けている。着任まで数日を残したある日、茶屋娘ばかりを狙った誘拐殺人事件が連続する。娘を柱に結び付け、周囲の薪を燃やすという呪術のような殺し方に五郎作の怒りが燃え盛る。 (2017.3.18) 角川文庫 2016年4月 680円 |