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道尾秀介 shusuke michio |
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カラスの親指 |
武沢はテツさんと詐欺を働いていた。それ以前は、自ら借金を重ね、妻と娘を失っていた。それ以降、借金の取り立て業として、かつての自分と同じようなひとたちから金をむしりとる生活をしていた。そんなある日、自分が借金を取り立てた女性がこどもを残して自殺した。その衝撃が大きく、このままではいけないと思った武沢は、借金取りたちが取り立ての基にしていた客の情報を警察に流し、首謀者たちを逮捕へとつなげた。それから時間が経ち、かれらが釈放された頃から、武沢の周囲で火事騒ぎやいやがらせが始まるようになった。警察へ情報を流したことを逆恨みされての犯行だと気づいた武沢は、摺りの女性を加えて逃避行をする。だれも知らないはずの逃避行先にも、ボヤ騒ぎが起こり、武沢は彼らへの復讐を決意する。 (2015.3.14) 講談社文庫 2011年7月 743円 |