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備瀬哲弘 bise tetsuhiro
精神科ER　緊急救命室	現役の精神科ドクターである著者が、日々の仕事を小説化した。日本ではあまりなじみのない精神科の様子を、フィクション仕立てでわかりやすく説明している。患者さんの病気は、薬や入院などの治療で治るという信念をもって、接していくという、著者の強い気持ちがほとばしる。立場は違うが、わたしも日々、発達障害や精神障害にかかわるひとたちと接しているので、とても興味深く読むことができた。 (2010.3.6) 備瀬哲弘 集英社文庫 2008年11月 590円