7499.9/20/2016
相模の最高峰へ...20
14時半。
山道脇にりっぱな避難小屋がありました。
トイレもあるようです。
登山者がひとり、日向ぼっこをしていました。
14時40分。
大平への分岐を通過します。
マムシには会いませんでしたが、今回の山行で山ヒルには数箇所やられて、その後3ヶ月ぐらい傷痕が残りました。
7498.9/19/2016
相模の最高峰へ...19
焼山へ続く下山道はなだらかな道なので歩きやすかったです。
八丁坂の頭分岐に14時46分に着きました。
焼山まで約4キロ。そこから先のバス停までややあるとして、16時半頃の最終バスに間にあるかどうかが心配になってきました。
山間に宮ヶ瀬湖が見えます。
大きな宮ヶ瀬ダムがあります。
7497.9/18/2016
相模の最高峰へ...18
姫次を出発して、下山ルートに入ります。
このルートがとても長いのですが、途中に明らかに花は「つつじ」と思える樹木がありました。
つつじって、放っておくとでっかい樹木になるのでしょうか。
しゃくなげの若葉も見つけました。
丹沢北部はあまり登山者が入らないので、とても静かです。
14時4分。
東海自然歩道の最高点を通過しました。
7496.9/17/2016
相模の最高峰へ...17
山道を歩く醍醐味は、世界でたったひとりの気持ちになることです。
前にも後にもひとがいなくて、聞こえてくるのは風や鳥の鳴き声だけ。
自分の息遣いがはっきりわかります。
そんなとき、無言で迎えてくれる多くの野草や花々。
気持ちが和やかになります。
14時。
姫次に到着しました。
7495.9/14/2016
相模の最高峰へ...16
すでに昼食は済ませているので、あまり頂上に留まる必要はありません。
でも、次はいつ来られるかわからないので、ついついカメラを手に動き回ってしまいます。
山荘をバックに記念写真。
塔ノ岳と違って、こんなに天気が良くても頂上部にはひとがいません。
丹沢でよく見られる桜です。
山桜ともコザクラとも。
7494.9/13/2016
相模の最高峰へ...15
12時25分。
蛭ヶ岳山頂から、西丹沢方面を望みます。
檜洞丸(ひのきぼらまる)という名前の山がそびえます。
いったん大きく下ってまた登らないとたどりつきません。
わたしと違うルートから山頂に来るひとたちがいました。
どこを出発してきたのか興味がありました。
かなりの奥地なので、登山口まで車やバイクで来ないと登れないのではないかと思います。
蛭ヶ岳から丹沢の主稜線は分岐します。
わたしは姫次(ひめつぎ)方面を目指します。
7493.9/11/2016
相模の最高峰へ...14
丹沢の最高峰は神奈川県の最高峰でもあります。
頂上部分はとても整備されていました。
奥深いところにある山なので、人気スポットの塔ノ岳や鍋割山のような人出はありません。
ここまで来ると、トレランもいないので安心です。
沢登りのペアがくつろいでいました。
登山のスタイルはいくつかありますが、いまも沢をやるひとがいるのかと驚きました。
太陽光電池のおかげで全国の山小屋は発電機に頼らない発電が可能になりました。
発電機は燃料を運ばなければなりません。
太陽光電池は空から燃料が降り注ぐので運ぶ手間が省けます。
7492.9/10/2016
相模の最高峰へ...13
蛭ヶ岳とその奥の西丹沢の山々です。
この山脈をたどっていくと、犬越路避難小屋があります。
大学時代、わたしは伊勢原駅から歩き始め、大山に登頂。
ヤビツ峠に下りて表尾根を縦走し塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳を経て、犬越路避難小屋で一泊。
翌日、西丹沢の山々を走破して山中湖へ抜けたことがあります。
一泊二日で丹沢主峰を歩きぬく「かもしか山行」と呼ばれたものです。
いまでは絶対に無理と言い切れます。
12時22分。
歩き始めて8時間。
今回の山行の目的地、蛭ヶ岳に登頂しました。
1672m。
神奈川県でもっとも高い場所です。
山頂には宿泊可能な蛭ヶ岳山荘があります。
宿泊には予約が必要です。雨水を貯める黄色いタンクがありました。
7491.9/8/2016
相模の最高峰へ...12
11時27分。
棚沢の頭手前までたどりつきました。
午前のうちに蛭ヶ岳登頂を目指していましたが、そんなに山道は甘くなく、ぎりぎりになりそうです。
11時37分。
棚沢の頭到着。
あと1.6キロで蛭ヶ岳です。
山では2キロを約1時間で歩くので、40分ぐらいと考えればいいでしょうか。
頂上小屋とともに、蛭ヶ岳が目前に迫っています。
ここが神奈川県でもっとも標高が高いところです。
7490.9/5/2016
相模の最高峰へ...11
蛭ヶ岳に近い場所に屋根が壊れた休憩所がありました。
人影は無く、ここで野宿をしてもだれも気づかないと思いましたが、夜は動物が出そうで危険かもしれません。
11時27分。
大倉を出発して7時間。
ついに今回の縦走の目玉「蛭ヶ岳」が間近に迫ってきました。
この山は神奈川県の最高峰です。
そこまでは、かなりのアップダウンを超えて行きます。
植生がこれまでの丹沢とは異なり、道脇はほとんど膝下ばなりになりました。
標高が高くなってきた証拠です。
こういうところは視界が開けて登りの苦しみを忘れさせてくれます。