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7419.6/5/2016
鎌倉山を歩こう...5



鎌倉山ロータリーから常盤方面へ向かいました。
すぐ大きなコブシの木がありました。花はもう少しだけになっています。



道路に近いところに枝を伸ばしたソメイヨシノ。
花びらは薄く、空が透けて見えました。



まだこの日は3月27日。つぼみが気温上昇を待っているようでした。

7418.6/4/2016
鎌倉山を歩こう...4



鎌倉山はきっと新しいネーミングだと思います。
深沢とか寺分と呼ばれる地域から笛田、手広などにまたがるうっそうとした森一帯が鎌倉山です。
どこかの開発業者が別荘地として不便だった鎌倉山一帯を宅地化したのでしょう。



湘南モノレールが駅を造ろうと計画したときに、鎌倉山の住民は反対し、そのためにモノレールは鎌倉山に穴をあけて、トンネル通過にしてしまいました。
その後の鎌倉山住民は「駅があればいちいち山を下りなくて済むのに」と悔やんだと聞きます。



中心部のロータリーは、大船方面・江ノ島方面・鎌倉方面への3つの分岐点です。
ケーキで有名な「サンルイ島」があります。
3月27日の段階ではまだ桜は見られませんでした。

7417.5/29/2016
鎌倉山を歩こう...3



鎌倉中公公園は山崎の谷戸にあります。
公園ができる前の谷戸は夏前になると蛍が乱舞する場所でした。
わたしは小学生のとき、夕方になると鍋を手に味噌汁に入れるしじみを採取しによくここへ来たものです。



都市開発を防ぐために公営の施設になりましたが、すっかり蛍は少なくなりました。



9:26。
中央公園を抜けて梶原の住宅地を降りると深沢の町です。
かつて国鉄の官舎とJR深沢工場があった場所は、すっかり更地になっています。
鎌倉山への登り口に桃でしょうか?赤に近い紅色の花が咲く樹木がありました。

7416.5/24/2016
鎌倉山を歩こう...2



多くの植物は葉を茂らせてから花を咲かせます。
しかし、ソメイヨシノは葉よりも先に花を咲かせます。



近づいてよく見ると、花の近くにはすでに葉の赤ちゃんが生え始めていました。



花粉をたくさんつけていますが、桜が受粉して種ができ、それが地に落ちて発芽したのを見た記憶はありません。

7415.5/22/2016
鎌倉山を歩こう...1



3月27日。
そうだ、鎌倉山はどうなっているだろうか。
歩いてみようと思い立ちました。
わがやの「ミヤビザクラ」はほぼ満開を迎えていました。



てくてく歩いて鎌倉中央公園に入ると、まだコブシが咲いていたので、桜にはちょっと早かったかもと感じました。
梅・木蓮・コブシの次が湘南では桜になるからです。



案の定、公園内の山桜はまだ数輪しか開花していませんでした。

7414.5/21/2016
日本列島からアメリカ軍が出て行く

アメリカで次期大統領選挙が近づいている。
共和党と民主党の立候補予定者を決める選挙に過ぎないのだが、実質的に本選挙ではそのどちらかが大統領になるので、決勝進出者を決める作業をしているといえる。
過激な言動で目立つ共和党のトランプ氏はついに競争相手がいなくなった。
予定通りに行けば、共和党が推す大統領選挙への立候補者になる。

たとえ共和党からの立候補者になったとしても本選挙で民主党の候補者に負ければ大統領にはなれない。
また共和党員のなかには、トランプ氏に賛同できないひともいるので、共和党全体の支持を集められるとは限らない。逆に民主党員からの賛同者がいる可能性もある。
日本のように、所属する党以外への投票は禁じるような連帯主義的な考えよりも、最後は個人の考えを尊重する風土なので、何があるかわからない。

わたしはトランプ氏の考えにはほとんど賛同できない。
しかし、駐留アメリカ軍の経費を100%日本(や韓国)が負担せよ。負担しないなら撤退するという考え方に興味を抱く。
この高飛車な物言いには「どうせ、自国の軍隊では周辺国からの脅威に耐えられないだろうから、アメリカを頼るしかないだろ。いてほしいなら、全額負担するしかないんだよ」という魂胆が丸見えだ。

この考えを逆手にとって「そこまで言うなら、これまでありがとう。あしたからは自分らで何とかするから、全軍をお国へお戻しください」とやってほしいのだ。

トランプ氏がちょっと勘違いしているのは、駐留軍は日本の安全を守っている役割よりも、日本列島という地理的役割を重視し、中国や北朝鮮・ロシアを警戒していることを知らない(としか思えない)。
だから、日本列島から撤退したらやばいことになるのは、むしろアメリカ軍という側面に気づいていない(としか思えない)。

それでもわたしは、もう1945年以降の実質的な占領状態から抜け出してもいいと感じている。
神奈川県の空はアメリカの領空なので、指定された空域を民間機が飛行することはできない。だから、羽田を離陸した旅客機はいきなりジェットコースターなみに1万メートルに近い高高度を目指す。
神奈川県の最高峰「蛭が岳」は1600mだから、そんなに燃料を使ってまで高いところに行く必要はない。でも、領空の壁があるから低い部分は飛べないのだ。

アメリカ軍が撤退するということは、神奈川県にニッポンの空が還って来るということとイコールなのだ。
これはアメリカ軍基地がある自治体ではどこも同じことだろう。

大日本帝国軍隊は1945年8月に武装解除した。
武装解除、つまり軍隊が解散した。
その後、警察予備隊が発足し、かつての職業軍人がたくさん復職したのは有名だが、法律的にはそれは軍隊ではない。
警察予備隊はその後自衛隊と改名された。それでも自衛隊は法律上軍隊ではない。
軍隊は防衛のみならず、命令によってはアタック(攻撃)することも辞さない。

・紛争の解決手段としての戦争を放棄する
・そのための軍隊を保持しない

憲法第9条が、自衛隊を軍隊へさせない歯止めの役割を果たしてきた。
しかし、現政権やこれを支持する多くのひとたちは憲法を変えたいらしい。
どこを変えるのかは明らかにしようとしない。
たぶん、最終的には第9条を破棄したいのではないだろうか。
きっと、攻撃できる軍隊を保持し、周辺国へ武力を誇示し、いずれは核武装を狙っているのだろう。

わたしはアメリカ軍を駐留させたまま、憲法第9条を変えるのは危険だと信じる。
戦争を可能にする法律を作っても、アメリカ軍がいる限り、日本の軍隊は自由な作戦行為ができるとは思えない。アメリカの領空や領海が多すぎて、日本列島なのに日本の軍隊が行けない場所・潜れない海・飛べない空があっては、そもそもひとびとの命など守れないだろう。
だから、まずアメリカ軍の完全撤退が必要だと考える。
この部分、反面的だが、トランプ氏と同意見になってしまった。

アメリカ軍が撤退した後の、ニッポン社会の守り方をどうすべきか。
それこそ、ひとびとの英知で最善の方法を選択していく義務が生じる。
選挙の投票率はぐんぐん上がるのではないか。

・国軍の復活!徴兵制を採用せよ!
・人民軍の創設。あくまでも国防を中心とし、採用は希望者によるものに!
・すべての国との条約を破棄し、永久の中立状態を確立。そのために国境周辺に小型核武装を!
・あらゆる武力を放棄。人類が到達しえていない非武装社会を実現せよ!

まぁ、素人のわたしにでさえ、これぐらいの多様な考えが浮かぶのだから、マコトの独立へ向けて、多くのひとびとが夢を語り、選挙を通じて、それをかたちに変えていけるようになってほしい。

7413.4/29/2016
指導の再開を

熊本で地震が続いている。
15万人の小学生・中学生・高校生が学校に行けない状況が続いている。
熊本県全体で75%にものぼるそうだ。

被災地周辺の長崎県・佐賀県・大分県・宮崎県・鹿児島県の国公立学校が、中期間の児童生徒受け入れを実施すれば、学校に行ける可能性が増えるだろう。
また、遠隔地に親戚や知人がいる場合、転入ではない特例措置での受け入れをほかの都道府県や市区町村が実施すれば、もっと学校に行ける可能性が増えるだろう。

学校の体育館を避難所に指定しているのだから、被災者がいる間は学校の機能が停止するのは予想できることだ。
地震のように大きな建造物に被害を与える自然災害の場合、学校そのものも決して安全とは言い切れない。

自衛隊や報道機関が危険な現場に入れている。
ということは、安全な場所へ移動する手段と通路が確保されていることを意味している。
お年寄りや妊婦、傷病者や子どもたちを一刻も早く安全な場所に移送し、そこで安心した避難生活を送れるようにするのが、行政の勤めだろう。
プライバシーがまったくない体育館のような避難所に、何日もひとびとを寝泊りさせるのは残酷だ。大勢のひとが集まれば、何をするにしても時間がかかってしまう。
もっと分散させて、小さな単位で安全を確保すれば、食べ物も排泄も入浴も短時間で保障できる。

2000年秋。
わたしは仲間と永田町の衆議院会館にいた。
公教育制度の改革のために国会で「特別認可公立学校法案」を通してもらう運動をしていた。
世界各国の進んだ公教育改革を参考にして、国内でも同様の改革ができないものかと模索していたのだ。
民主党の金田議員の仲介により、文部科学省初等中等局の方と話し合いの場を設けていただいた。
「多くのこどもたちを、右の針から左の針へ一気に振ろうとしているのではありません。いまの学校になじめないこどもたちや、疑問を感じる親たちのために、小さな公立学校でかまわないので、学校基準を緩和した公立学校設立をお願いしたい」
法律により、学校設立には校庭や校舎など初期投資に大金が必要だった。
そんなことができるのは、一部の学校法人であって、一般のひとが地域で共感する仲間と小さな学校、それも公立学校を設立することは不可能だった。

「公教育というのは、国民の税金でまかなわれているのであって、だからこそ一定の教育水準が担保される必要がある。また税金は、広く国民全体が納得したかたちで有効に使われなければならない。あなたたちの考える小さな学校は、一定の教育水準を担保できますか?またその学校に税金を投入することを多くのひとが有効だと感じますか?」
初等中等局の方に、やんわりと否定されたことを思い出す。

では、2011年の春から夏にかけて。
ことしの4月。
東日本や熊本で、教育機会を奪われた多くのこどもたちに、文部科学行政は何をしただろうか。
被災しているこどもたちに、いち早く学習機会を与えて一定の教育水準を担保したとは思えない。
税金を投入した校舎を避難所として代替したがために、こどもたちが学ぶ場所さえも奪ったことは、税金の有効な使い方とは思えない。

2000年に特別認可公立学校法が制定されていれば、あれから16年を経て全国に多少なりとも小さな規模の公立学校が開校していただろう。
小さな規模の公立学校だから、ちょっと広い公園や空き地があれば当座の授業は代替できる。
小さな規模の公立学校だから、通うこどもは少なくて全員で安全な場所に一定期間移住しながら、学習を継続することも可能だ。

4月には全国いっせいに学力テストが実施された。
50億円以上も税金が使われている。
熊本県では実施が見送られた。
全国的なこどもたちの学力状況を調査する目的だった学力テストができないほど、すでに現地の学校は機能していないのだ。
学校はなくても、こどもは学べる。
そのことにいち早く気づき、学校とは呼べない場所でかまわないから、現地の教職員たちが指導を再開することを強く、願う。

7412.5/15/2016
弥生・江ノ電から...9



寿福寺を過ぎて横須賀線の線路をくぐって、亀ガ谷坂(かめがやつざか)切通しを登ります。
住所は扇ガ谷。
ちょっとややこしいですが、この切通しは鎌倉時代からの古いものです。
多くのひとが往来し、血が流れた場所です。



切通しを下りると、一気に北鎌倉に出ます。
境内を横須賀線の線路が通る円覚寺山門が見えました。



真っ青な空の北鎌倉駅。
土日は観光客でにぎわいます。

7411.4/23/2016
弥生・江ノ電から...8



3月22日の段階ではまだ段葛は完成していませんでした。
寄進によって建立された石灯籠にも保護用の膜が貼ってありました。



小町通り。
平日火曜の午後だというのに、どうしてこんなに観光客がいるのでしょうか。
みなさんお仕事はどうなっているのでしょうか。



北条雅子と源実朝の墓がある寿福寺(じゅふくじ)です。
二人は母子ですが、父親の源頼朝の墓はまったく別の場所にひっそりとあります。

7410.5/8/2016
弥生・江ノ電から...7



新しい段葛は、幅が広くなり、以前よりもやや高くなった気がしました。



石灯籠がたくさん設置されました。
30日の歩き初めに向けて、まだ一般人は入れないように囲ってあります。



2014年11月から1年4ヶ月をかけて、完成を見ようとしていました。