7389.3/28/2016
浜ワンデリング……3
西浜歩道橋の上から江ノ島方面を見ました。
右手に新江ノ島水族館。
土曜日の午前7時はまだ134号線は空いていました。
夏場は駐車場はいつでも満車になりますが、この時期は一台もとまっていません。
西浜に出て江ノ島を拝みます。
7時10分。
ここから長い海岸線ウォークを始めました。
西浜はしばらくよしずが張られていました。
7388.3/27/2016
浜ワンデリング……2
6時50分。
境川沿いを河口に向かって歩きます。
近くの公園に早咲きの桜が咲いていました。
ソメイヨシノよりも紅が濃いタイプの桜でした。
春ですね。
7時。
片瀬西浜歩道橋の交差点に到着しました。
ここからは海岸を歩きます。
大船から1時間半かかりました。
歩道橋から新江ノ島水族館(えのすい)。
屋根の向こうには江ノ島サムエルコッキング苑の展望台がのぞいています。
7387.3/26/2016
浜ワンデリング……1
大船の自宅から平塚の花水川橋まで歩きました。
おもに湘南の海岸線を歩いたので「浜ワンデリング」とでも呼んでおきます。
5時9分。
大船は山崎の自宅前はまだ真っ暗。
5時36分。
柏尾川沿いを歩きます。
前任校は藤沢駅近くだったので当時は毎朝、この川沿いを1時間歩いて通勤していました。
6時4分。
藤沢駅が近くなって境川を渡ります。
橋は大道橋と書いて「おおみちばし」と読みます。
右が柏尾川、左が境川。
二つの川の合流部です。
画面右側へ流れていくと江ノ島の河口へ注ぎます。
7386.3/22/2016
ほめられる基準
わざと自分よりも弱い存在が嫌がることをやって周囲の反発をかうこどもがいます。
周囲から注意や叱責を受けているとき、そのこどもが夢中になっている場合と目が周囲をちらちらうかがっている場合があります。
前者は、何らかの発達の特徴があると思われます。
そうせざるを得ない行動の動機があって、ひとを「もの」として扱ってしまうのです。
こういう特徴のこどもは親からも誤解されやすく、虐待を受けてしまうケースも考えられます。ていねいで具体的、かつ継続的な指導プログラムで改善するかもしれないのに。
後者は、育ちの影響が強いと思われます。
多くは親からの愛情が不足していて、かまってもらえない寂しさが根底にあります。
30年以上、小学校でこどもたちと過ごしてきて、目の前のこどもが親からかまってもらっていないと感じる特徴はいくつかつかんでいます。
瞬間的にそれらを見分けられるようにもなっています。
だからといって、そのこどもの親に「もっとこどもにかまってください」とは言いません。
親には親の理由があるからです。
無理な要求を突きつけて、逆効果になることを恐れるからです。
そういうこどもは「いけないことをしちゃった」と言いたがります。
だれかから注意や叱責を受けることが目的なので、怒られることを苦にしていません。
わたしはそういうこころの状態をこどものときに見極めてしまったこどもを悲しく思います。
だから、ちらちらとこちらを見ても、別のこどもと笑顔で話したり、うきうきと遊んだりする姿を見せるようにしています。
「ひとが嫌がることをしても、わたしは相手にしないよ」という無言の姿勢を貫いてきました。
厳しい接し方のように思われるかもしれませんが、そういうこどももいずれ18歳を迎えて社会と出会っていくのです。
そのときにかまってほしいから、寂しいからという理由で、ひとの嫌がることをわざとしていたら、就労の道も、進学の道も、すべて閉ざされてしまうでしょう。
自分が過酷な境遇にあることを理由にして、他者を傷つけていいわけがありません。
自分の思い通りにならないからといって、ひとの命を奪っていいわけがありません。
なのに、近年、そんな凶悪とも呼べる殺人事件が増えました。
ユニークなこと、独創的なこと、献身的なこと、誠実なこと、楽しいこと、おもしろいことをして、ほめられる経験が少なくなってしまったのかもしれません。
ほめられる基準が学力だけだったり、スポーツの成績だけだったり、おとなへの従順さだけだったり。そこからこぼれたり、外れたりすると、劣等感がつのってしまう風潮が広がっているのかもしれません。
7385.3/21/2016
自閉症スペクトラム
自閉症スペクトラムと呼ばれている特徴のひとは、一般的に感覚が過敏だと言われています。
小さな音でもはっきりと聞こえてしまうので、教室や体育館のような空間で周囲のこどもたちがざわざわ騒ぐ状態が感受できない場合は、音過敏と言います。
また、服のタグが皮膚に当たることが気になって服を着れない場合は、接触過敏と言います。
あまりこのように分類することは意味がありません。
ほかの多くのひとよりも鋭敏な感覚をもっているひとが、生きやすい社会を築いていくにはどうすればいいのかを考えることのほうが大切です。
わたしは社会を変革したり、再生させたりする権威も権力ももっていません。
だから、鋭敏な感覚があるがゆえに生きにくいひとに、ちょっと鈍感になってもいいんだと思わせる思考回路を育てることを優先しています。
これは思考や発想が固定してしまう20歳以降ではなく、幼年期から少年期にかけてが有効です。脳細胞が日々たくさん作られている時期に、新しい回路を作っていけるからです。
わたしはある特別支援学級で4月から3月までほぼ毎日、朝の1時間を「朝の運動」と称して校庭で過ごしました。体操・ランニング・遊具・スペシャルメニュー・フリータイムという流れをひたすら繰り返しました。
学級には6歳から12歳まですべての学齢のこどもたちがいます。
だから、年齢に応じた運動や難しいルールのゲームは困難です。
6年間も開きのあるこども集団が、主体的に朝の時間を作っていける手助けをしました。
最初の3ヶ月はわたしが見本になりました。
次の3ヶ月はこどものなかからリーダー役を選びました。
その次の3ヶ月はリーダーをやりたいこどもが集団を牽引するようにしました。
そして、最後の3ヶ月、日々リーダーが交代し、学習をリードできるようになりました。
そのなかには、接触過敏のこどももいました。
1年を経て、そのこどもはうんてい(という遊具)のとりこになって、からだを支えられながら端から端まで渡れるようになりました。
他人にからだを触られることを極端に嫌がっていたのに、いまでは自分からぶら下がってからだを支援者に預けてきます。
ひとにからだをあずける心地よさ、端から端まで渡りきる達成感が、接触への鋭敏さを上回ったのでしょう。
7384.3/19/2016
フリースクール法案
フリースクール法案の可決成立を目指していた議員連盟が、法案の提出自体を自粛してしまいました。
フリースクールを学校として認可すると、現在、公立学校に通っている子どもがどんどん不登校になってしまうことを懸念する声が、自粛の背景にあるようです。
そもそもフリースクールを必要とした議員さんたちの集まりのはずなのに、そのなかから、公立学校の存在を守ろうとする声が上がることに違和感を覚えました。
いまでも実際に小学校や中学校の義務教育諸学校では、不登校の子どもがいます。
理由は様々なのでひとくくりにはできません。
そのなかに、現在の義務教育諸学校のやり方に疑問を抱く親の考えによって、子どもを通わせていないケースがあります。
こういう子どもたちがフリースクールに通っています。
フリースクールの運営は資金的にとても困難です。
授業料によって人件費や光熱費、賃貸料を捻出するので、あらゆる家庭の子どもが通えるわけではありません。
憲法は基本的人権を尊重していますが、義務教育を含む公教育関連の行政では、保護者の自由意思は認められていません。そこに光を当てるのがフリースクール法案でした。
担任と合わない。いじめられている。勉強がわからない。発達上の特徴がある。
こういう理由で不登校になる子どももいます。これらは明らかに「その子どもが通う学校」の問題なので、個別具体的に解決の道はあるかもしれません。
しかし、現在の学習指導要領や、一斉指導を中心とする公教育のやり方に疑問を抱く親の場合、相手にするのは子どもが通う「学区の学校」ではありません。
もっと大きなものを相手にするのです。個人の力では吹き飛んでしまうような大きな相手です。
それを後押しするはずだったフリースクール法案の取り下げは、とても残念でなりません。
7383.3/15/2016
初山丹沢...6
塔ノ岳に登頂しランチをとって、花立小屋まで戻りました。
これから登頂を目指すひとたちが休憩していました。
花立小屋のある尾根の肩から見下ろす秦野の町は、向こうの平塚の湘南平と一体となって、神奈川全体を見ている気になります。
鍋割の峰には富士山も顔を出します。
塔ノ岳登頂後にここまで降りてきてランチというプランもよさそうです。
雪が凍る前の丹沢は、朝夕は地面が凍っていますが、昼になるとこのようにぬかるんでとても歩きにくくなります。
ことし最初の山行でした。
(終わり)
7382.3/13/2016
初山丹沢...5
塔ノ岳頂上でゆっくりランチをとりながら景色を堪能します。
眼下に表尾根が続き、その向こうに大山が見えました。
振り返れば西側には大きな富士山がそびえます。
この翌週に寒波が来てすっかり雪化粧になりました。
いつのまにか、頂上にはわかりやすい標識が建造されていました。
相模湾には大島が浮かびます。
目を凝らしたら、ハンググライダーが横切りました。
空を独り占めするハンググライダー。
きっとものすごく気持ちがいいかもしれないけど、ものすごく寒いのではないかと思いました。
7381.3/8/2016
初山丹沢...4
10個20分。塔ノ岳山頂広場は快晴です。
山頂にある尊仏山荘(そんぶつさんそう)は壁を張り替えて真新しくなっていました。
ゴールデンウィークには登山客がすし詰めになる山小屋です。
ランチはカップめんと手作り握り。
ふだんはまったく食べないのに、カップめんはこういうところではとても重宝します。
お握りにはふくやの明太子をたっぷり入れてあります。
近くで無線をしているひとがいました。
アンテナとバッテリーを発電機と無線機を背負ってここまで来たのです。
7380.3/6/2016
初山丹沢...3
10時。
1491mの塔ノ岳に登頂しました。
丹沢山塊では蛭ヶ岳(ひるがたけ)が最高峰ですが、奥深いので日帰りではなかなか行けません。
それに対して、塔ノ岳は眺望がよく、日帰りが可能なので、丹沢を歩く登山者が一番多く集まるピークです。
まだ富士山には雪が少なくてびっくりしました。
それでも体感温度は5度ぐらいだったでしょうか。
富士山の右側には、南アルプス連峰が雪をかぶっていました。
快晴の初山。ことしは北アルプスに挑戦の予定です。