top .. today .. index
過去のウエイ

7249.5/23/2015
陣馬から景信へ...1



10月18日。
多摩の陣馬自然公園センターの駐車場から入山した。



歩き始めて1時間10分。
8時20分に陣馬山登頂。857m。まだひとはいなくて店はやっていない。
360度の絶景だった。



頂上にはでかいモニュメントがあった。
ここまで運ぶのは大変だっただろう。



この石碑を見る限り、ここは神奈川のようだ。
東京都との境界地にあたる。



陣馬山山頂から奥秩父方面を望む。
幾重にも山が重なっている。

7248.5/17/2015
ふたたびの八ヶ岳...18



行者小屋への急な下り。
浮いている石を踏まないように気をつける。



行者小屋から見上げた横岳。
さっきまであの稜線にいたのに。



赤岳と赤岳天望荘のシルエット。
いま下りてきたばかりで、もうまた行きたくなっている。



朝の支度をするひとたち。
これから登るのだろうか。



南沢を歩いて美濃戸へ向かう。
帰り道は、気持ちがしょんぼりしてしまう。



紅葉が登山シーズンの終わりを教えてくれる。
同じ年に二度も赤岳に登れたことを、いまは感謝しよう。

7247.5/16/2015
ふたたびの八ヶ岳...17



朝食を済ませてそろそろ出発。
赤岳天望荘は頂上直下にへばりつく山小屋だ。



太陽が高くなるに連れて、雲が蒸発して消えていく。
町や畑が顔を出す。



まだ雲海に富士山が浮かんでいた。
7時6分。ふたたびの八ヶ岳を下り始める。



画面左側の阿弥陀岳。
その斜面の向こうに、噴火した御嶽山が見えた。



茅野の町に朝が来た。
きょうは八ヶ岳がよく見えるだろう。

7246.5/12/2015
ふたたびの八ヶ岳...16



太陽の光が十字に輝く。
宗教的だ。



横岳も朝日を浴びる。
横岳の西側はまだ暗い。



南八ヶ岳連峰の朝。
向かって左側の斜面にはまだ朝の光が届いていないことがわかる。



はるか西の空に北アルプスの山並みが見えた。
槍ヶ岳のとんがり山頂がよく目立つ。



夏に苦労して登頂した阿弥陀岳。
この2ヵ月後に、ここで大学生が2人遭難した。

7245.5/10/2015
ふたたびの八ヶ岳...15



雲の下の暮らしでは、この朝日を見ることができない。
雲の上にいるから、この贅沢な時間を過ごすことができる。



1万メートルの高層に筋の入った雲がのびる。
高層はだいぶ寒気が入っている。



宿泊客の多くがご来光を眺めていた。
せっかくここまで来て寝ているのはもったいない。



太陽と地球が贈る最高のショーが見たくて、ここに来たと思ってしまう。
同じショーが二度と似られない貴重なものだ。



赤岳はすっかり朝日でオレンジに輝く。
鉄分の多い岩肌が強調される。

7244.5/9/2015
ふたたびの八ヶ岳...14



10月だが、早朝の稜線は体感温度が0度近かった。
山小屋のサンダルを履いていたので、足が冷たい。



完全に太陽が地平線の上に顔を出す。
あの向こう側では、いま一日が終わろうとしている。



富士山もご来光を浴びてオレンジに輝く。
この時刻に頂上へ向かっているひとがいるかもしれない。



放射冷却の関係で、雲の厚みが増していく。
地表はだいぶ冷えていく。



今日一日を無事に過ごせるように祈る。
太陽のパワーをからだに取り込む。

7243.5/6/2015
ふたたびの八ヶ岳...13



10月12日。午前5時42分。
八ヶ岳連峰最高峰の赤岳がすぐそこにある。



朝日が秩父連峰の山並みから昇る。
いま自分が2800mの稜線にいることが奇跡のようだ。



赤岳をバックに記念写真。
スタジオでの合成ではありません。



雲海に浮かぶ富士山。
自分の視線よりも下に見える。



地球の営みを見ると、ひとの争いが醜く思えてくる。
毎日繰り返される朝日や夕日の場面を、ひとはいつから見なくなってしまったのだろう。

7242.5/5/2015
ふたたびの八ヶ岳...12



夜明け。
ご来光は、とても幻想的だ。



夜から朝にかわる。
雲の下に、きょうの訪れが迫る。



大空のキャンパスに、パールホワイトの絵の具をさーっと刷毛で塗ったような雲。
太陽がどんどん昇っていく。



赤の波長は遠くまで届くことがよくわかる。
雲の切れ間に町並みが見えてきた。



ひとは小さい。
宇宙や地球はでかい。

7241.5/4/2015
ふたたびの八ヶ岳...11



雲の合間に山の頂が見える。
まるで、白い泡の海に浮かぶ島のようだ。



10000mに近い高層の雲は、ほとんどが氷の塊。
朝の光を浴びると、雲自体が輝く。



日の出直前の横岳から硫黄岳の稜線。
これだけ天候のよい夜明けはぜいたくだった。



雲海。
雲の下にある暮らしを想像する。
どよんとした空の上には、別の世界が広がっている。



奥秩父、甲武信岳近くから燃える太陽が顔を覗かせた。
5時40分。

7240.4/29/2015
ふたたびの八ヶ岳...10



2014年10月12日。午前5時20分。
八ヶ岳赤岳天望荘から雲海を望む。、



雨を降らすような湿気を多く含んだ水蒸気は重い。
雨雲は一般的に1000m付近に停滞する。
だから2800mの稜線にいると、雲が視界よりも下に見えてしまう。



赤岳が明るくなってきた。
夜明け前の快晴の空に高くそびえる。



手前が行者小屋。
奥が赤岳鉱泉小屋。
ともに稜線の西側にあるので、夜明け後もしばらくは日影が続く。



奥秩父山塊に光の帯がのぼる。
夜明けが近づく。