7229.4/2/2015
谷川の秋...15
避難小屋の名前は熊穴沢避難小屋。
ここから歩き始めた天神平を目指す。
ますます頂上は曇ってきた。
このなかでランチをとるのは寒いだろう。
谷川岳ロープウエイ。
天神平駅。
ロープウエイに乗らないで歩いて降りるひともいた。
わたしは使えるものは使う主義なので、文明の利器を頼る。
帰りはお土産。
道の駅「みなかみ」へ。
7228.4/1/2015
谷川の秋...14
トマの耳直下。
頂上を見上げる。
谷川岳肩の小屋。
とてもりっぱな小屋が建設されていた。
さぁ、下ろう。
歩き始めは曇っていたが、頂上で好天に恵まれてラッキーだった。
下り始めて振り返れば、もう頂上には灰色の雲がかかっていた。
山の天候は急変するので、午後の行動は危険が伴う。
二股にある避難小屋。
冬季には心強い退避場所になる。
7227.3/31/2015
谷川の秋...13
真っ赤な紅葉の季節はもっとひとが多い。
少し先取りしてしまったが、まだひとが少ない時期でラッキーだった。
オキの耳から振り返ったトマの耳。
頂上付近に多くのひとが連なるのがわかる。
水上方面の雲が切れた。
紅葉の広がりは、あっという間に冬へと変化していく。
翌週には、この色は落ち始めている。
谷川連峰の稜線をはさんで、片方側に紅葉が広がる。
風の向きがわかる。
7226.3/30/2015
谷川の秋...12
苦労して上ってくるとなるべく頂上には長くいたい。
しかし、同じ距離を下ることを考えると、のんびりしてもいられない。
ランチの登山者が増えてきた。
その前にランチを済ませて下り始めるのが、通。
山で食べる。
どんなレストランよりも景色がいい。
谷川連峰がくっきりと見えてきた。
山と山が尾根で続いているのがよくわかる。
頂上直下の紅葉。
色の鮮やかさに圧倒された。
7225.3/27/2015
谷川の秋...11
山間に越後湯沢の町が見えた。
電車だとこの谷川連峰の下をトンネルが抜けていく。
標高は2000mに満たなくても、風と低温で植物が育ちにくい。
そのため山のかたちがくっきりとわかる。
オキの耳周辺はなだらかな道が続く。
登山者はそれぞれやや道が広い場所を見つけてランチにする。
雲間に水上の町が見えた。
地図を広げて現在地と周辺の地形をチェックすることは大事だ。
はるか彼方に土合。
7224.3/26/2015
谷川の秋...10
アクアグリーンのオスプレイザックと頂上標。
ザックはお店よりも、こういうところに転がる方が生き生きしている。
嬉しいランチは下から持ってきたサラダサンド。
チーズがたっぷりで栄養満点。
植生が高山なのに、やたらに赤が目立つ木の実。
南天か?
食事をする場所の近くで小さな秋が揺れる。
夏と違って羽虫がいなくて心地よい。
転がり落ちてしまいそうな北側の斜面。
雪が凍って氷壁になる冬は、ひとを寄せつけないのだろう。
7223.3/24/2015
谷川の秋...9
オキの耳から新潟方面を望む。
越後湯沢の方角。
太陽の光が降り注ぎ、本格的な紅葉を前にして、気持ちのいい季節。
秋の登山は、吹き抜ける風が気持ちいい。
これらの山々の向こう側には魚沼などの豪雪地帯が広がる。
冬は長く雪に埋もれる。
反対に群馬側を望む。
水上を経て尾瀬へと続く。
7222.3/22/2015
谷川の秋...8
トマの耳。
その向こうには新潟の山並みが広がる。
9時38分。
谷川岳オキの耳、登頂。
1977m。
オキの耳から土合方面への下り。
これはひとが歩く道とは思えない斜面だ。
厳冬期に凍りつくこの壁を多くのクライマーが目指す。
しかし、命を落とすひとも多い。
オキの耳は道沿いにやや開けた場所がある。
登山者は、そこでランチをとる。
7221.3/21/2015
谷川の秋...7
オキの耳へ向かう途中。
ふり返ってトマの耳を望む。
トマの耳は、頂上の先が大きく谷に落ち込んでいることがわかる。
谷川連峰の山々。
紅葉の絨毯が広がる。
街中ではこういう贅沢は味わえない。
腕の白いスパッツは紫外線を弾き、光を反射する。
黒いスパッツは熱を帯びるが白いスパッツは熱がこもらない。
冬の谷川岳は多くの犠牲者を出している。
魔の山として恐れられているが、秋の谷川岳は穏やかな山だ。
7220.3/17/2015
谷川の秋...6
トマの耳からもう一つの頂上であるオキの耳へ。
いったん下ってふたたび登る。
尾根筋は紅葉が始まっていた。
オキの耳が雲間から見えた。
トマの耳とオキの耳という二つの頂上をもつのが谷川岳だ。
地を這うような紅葉。
思わず足を止めてしまう。
鮮やかな紅葉。
谷川岳の稜線は2000mだが、風が強いので森林は育っていない。
低い丈の植物が密生していた。