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過去のウエイ

7219.3/15/2015
谷川の秋...5



9月20日。
9時14分。
谷川岳頂上のトマの耳が見えてきた。



見下ろすと群馬から新潟への深い山並みが続く。
かつての上州は生きていくのには厳しいところだっただろう。



9時17分。
谷川岳トマの耳登頂。
1963m。ちなみにわたしは1963年生まれだ。



雲が切れてきた。



トマの耳は頂上部が狭い。
次のひとが直下で待機している。

7218.3/14/2015
谷川の秋...4



8時32分。
雲が切れて青空が見えてきた。



谷底からの上昇気流がどんどん雲を押し上げていく。
低い丈の笹が増え始めた。



9時8分。
西黒尾根分岐に到達した。



頂上下の肩の小屋。
頑丈なトイレが設置されていた。



谷川岳山塊の奥地へと続く。
このまま稜線を進むと日帰りでは戻ってこられなくなる。

7217.3/10/2015
谷川の秋...3



最初の休憩。
「天狗の溜まり場」というしゃれた名前の岩。



あざやかなオレンジ色の紅葉。
まだ羽の中央には緑が残っている。



なかには赤と黄色が混ざった紅葉も。
人知れず、山の上で、植物は夏から秋へと季節をかえていく。



紅葉は寒暖の差が激しいとあざやかな赤を発色するという。
ここはまだ緑が残っている。



頂上へ向かう。
背の高い樹木が減って、ハイマツのような低い樹木が目立ち始めた。

7216.3/8/2015
谷川の秋...2



歩き始めると少しずつ雲が切れてきた。
予想通りだ。



谷川岳の標高は2000m弱なので、草木が多く茂っている。
岩の露出した登山道を歩く。



途中、鎖を使った斜面を横断する。
こういう場所は体重を鎖にかけ過ぎると危険だ。
重心をへその下に置いて、あくまでも鎖は補助的に使う。



少しずつ、森林のなかに紅葉が見え始めてきた。
都会の人工的な樹木とは違って、繁り方が力強い。



頂上が近づいてくると、標高が2000m近くになる。
そのため植生が変化する。

7215.3/7/2015
谷川の秋...1



2014年9月20日。
関越自動車道を走り、水上インターから天神平へと向かった。
ロープウエイの駐車場が山登りのひとたちのために開放されている。



7:50。
ロープウエイの乗車開始とともに登山者が並ぶ。



天神平駅からさらにリフトに乗って、天神峠へ。
そこから歩き始める。



谷川岳は雲のなか。
風の具合と天気予報を読んで、これから雲は切れると判断した。



まだ登山口周辺は紅葉が始まっていない。
笹が分布していた。

7214.3/1/2015
白州の日向山...11







絶景と紅葉を堪能した。
11時前に荷物をまとめて下山を始める。



こういうことを掲げないとマナーが徹底しない現実が悲しい。
山の歩き方やルールを伝承する関係が消えてしまったのだろう。







下山後の楽しみ。
温泉は「尾白の湯」。
強い炭酸泉で飲料の許可が出ないとのことだった。
露天風呂の景色がとてもよかった。

(白州の日向山・終わり)

7213.2/28/2015
白州の日向山...10



自然が織りなす造形は人知を越えている。
ひとが意図的にこのような塑像を作ろうとしたら大変な作業になるだろう。



深く滑り落ちたら大変な谷。
きれいに見えるだけに恐怖を忘れてしまう。











山頂では紅葉が始まっていた。
白い山肌に紅葉の赤が対比的できれいだった。

7212.2/22/2015
白州の日向山...9



まるで雪渓のように見える。
しかし、あの山肌も花崗岩が砂礫化したもの。



目の高さを雲が通過していくのも、山に登った醍醐味だ。



まずはチーズとワイン。



金子の海苔。
八幡屋磯五郎。
築地のかつお節。







生卵が割れない容器を持参したので、うどんに落とす。

7211.2/21/2015
白州の日向山...8



頂上部の平らなところを見つけてランチの準備をする。
ランチといってもまだ時刻は8:11。



南アルプスを見ながらのランチは格別。
せり出してきた雲がやや気にかかる。







正確な名前がわからないところが悲しい。
でも花の図鑑を持参するのは荷物になるので考えてしまう。



足を自由にするために靴を脱ぐ。
まずはお湯を沸かそう。

7210.2/17/2015
白州の日向山...7



いつの間にか、黒い雲が迫ってきた。
山の天候は急変するので、こういうときの対応が大切になる。



白く見えるのは雪ではない。
花崗岩が風化して砂礫になったもの。



白い山肌というのは、異質な世界を作っていく。







高山植物は、いまが春と夏を一度に味わう季節なので、一斉に咲き始めている。



どこかほかの星を思わせるような地肌。