7049.2/23/2014
金峰山山行...12
帰路。
温泉で汗を流した。
甲府名物のほうとうの店に入る。
旅に出たとき、その土地ならではの料理を口にする。
これもまた旅の最大の贅沢だ。
ちょうどぶどうの季節だったので、家族への土産を買って、中央高速に乗った。
金峰山山行...完
7048.2/22/2014
金峰山山行...11
山は本来は自然が支配していた。
ひとの手が入らない山には自然の掟が広がっていた。
しかし、林業というひとの仕事が山に入ってからは、自然の掟は簡単に壊された。
必要以上に狭い範囲に植樹し、伐採する。
いつの間にか、伐採したまま、木を運び出さないようになってしまった。
12:43。朝日峠に到着。
一気に大弛峠を目指す。
13:12。
大弛峠下山。天候はかなり回復していた。
いつか宿泊してみたい大弛小屋。
7047.2/16/2014
金峰山山行...10
山の天気の急変は、登山にはつきもの。
だから、雨具や防寒具は、どんなに好天でも必要。
登りの時には青空が見えたのに、下るときはこの有様。
森は静かに空気の変わり目を読んでいる。
小さな小さな苔類が懸命に背中を伸ばす。
朝日岳山頂に戻ったときには、もう金峰山は見えなくなっていた。
灰色の雲は大量の水分を含んでいる。
また、冷気が混ざっていると、暖気とぶつかって大気が不安定になり、雷を発生させる。
まだ名残惜しそうな登山者も多い。
奥秩父の山並みは雲に隠れてしまった。
7046.2/15/2014
金峰山山行...9
食事をしていたら、足下の峰にどんどん雲が押し寄せてきた。
奇岩がそびえる瑞牆山。
これ以上いると、天候が急変しそうだったので、さっさと荷物をまとめて下山開始。
11:10。
それでも1時間以上、頂上でくつろぐことができた。
7045.2/11/2014
金峰山山行...8
9:54。
さっさとランチに適した場所を探す。
絶景を眺めながらの食事は、どんなスカイレストランの高級席よりも豪華だ。
鮭フライサンド。
鮭フライとチーズサンド。
金子の海苔となめこ入りうどん。
7044.2/9/2014
金峰山山行...7
9:47。
2599mの金峰山登頂。
登り始めて2時間20分が経過していた。
天気がよくて気持ちがいい。
山頂奥の五丈岩へ向かう。
360度の視界には多くの名峰が見えていた。
五丈岩到着。
地中から押し上げる力が、いまもこれだけ大きな岩をより高く支えている。
7043.2/8/2014
金峰山山行...6
一般的な雨雲は水分を多く含んでいるので、2000m近くまで上がってくることはない。
重たいのだ。
だから、2000m以上の稜線を歩くと、雲は足下に広がっていく。
太古の昔に、地中の力で押し上げられたマグマがかたまった岩が見え始めた。
金峰山山頂まであと少し。
風が強く植生は高く育てない。
地面に這いつくばるような育ち方をする。
せり立つ山肌。
岩と岩の間や上をつたって歩くしかない。
7042.2/2/2014
金峰山山行...5
10分休憩して一気に金峰山を目指す。
とんがった大きな岩(五丈岩)が目印。
朝日岳から金峰山までは、なだらかな稜線を歩く。
初秋の日差しが木々の間を通って、スポットライトのように若木や苔を照らす。
そこにこれからもずっと立ち続けるだろう落葉樹。
瑞牆山が下方に見えた。
彼方に八ヶ岳。
7041.2/1/2014
金峰山山行...4
8:18。
歩き始めて1時間も経過していないが、コース途中の朝日岳登頂。
2581m。
丹沢よりも1000mも高い。
朝日岳山頂から金峰山山頂が見えた。
朝日岳山頂からのパノラマ。
7040.1/28/2014
金峰山山行...3
8:07。
富士山を望む。
八ヶ岳を望む。
奥秩父を望む。
好天の山歩きは気持ちがいい。