7019.12/26/2013
尾瀬山行(3)...14
歩きながら、二日間の行程を思い出す。
おとといは早朝に鳩待峠を出発して、尾瀬ヶ原の周辺部を歩いて、温泉小屋に行った。
きのうは雨の中、燧ヶ岳に登った。
やっと燧ヶ岳の雲が切れて、見晴と燧ヶ岳が勇姿を現した。
いま頂上にいるひとたちは、絶景の尾瀬を満喫しているのだろう。
尾瀬は東京電力と環境省によって厳しくひとの出入りが管理され、豊かな自然が守られている。
それはここに集まる水が、やがて大きな川となってダムに入り、水力発電所のエネルギーになるからだ。
そのためには、植生を守ることも重要なので、石けん・シャンプー・歯磨き粉などの汚染物質の使用は禁止されている。
7018.12/23/2013
尾瀬山行(3)...13
尾瀬ヶ原東端の見晴から、西端の山の鼻まで、尾瀬ヶ原の中央を通る。
振り返ると燧ヶ岳がそびえていた。
空には雲が広がっていく。
見晴の山小屋群。
彼方に至仏山が見えてきた。
尾瀬ヶ原を囲む稜線と山々。
7017.12/21/2013
尾瀬山行(3)...12
8月7日。
10:10。
見晴に到着した。
大学のサークルと思われるパーティーがテントを張っていた。
とても立派な見晴休憩所。
見晴休憩所前のトイレ。これもとても立派で驚く。
尾瀬ヶ原東端の見晴(みはらし)には、多くの山小屋が点在していた。
7016.12/15/2013
尾瀬山行(3)...11
標高1600mの尾瀬沼から標高1400mの尾瀬ヶ原へ。
9:04の湿原。
水が豊富な尾瀬は、樹木や山草、花々が豊富だ。
夏の尾瀬はとくに植物が生い茂り、熱帯地方のジャングルを思い出してしまう。
周囲の山々から絶えず清らかな水が流れ込んでくる。
山に木々があり、木々が根を張る。
根が土を守り、土が水をたくわえる。
7015.12/15/2013
尾瀬山行(3)...10
小沼湿原。
尾瀬沼の西側に近づく。
ぐっと燧ケ岳が近くに迫る。
8:30。
沼尻到着。
小腹がすいておにぎりを食べる。
沼の反対側に長蔵小屋。
きのう登ったナダッ窪沢が見えた。
夏の花が終わりを告げている。
尾瀬ヶ原へ向かう木道。
7014.12/10/2013
尾瀬山行(3)...9
気温がどんどん上昇していった。
長蔵小屋の杜はもうずい分後方になった。
沼といっても、ほとんど湖といっていいほどの規模だ。
三平下付近から燧ケ岳を望む。
7013.12/8/2013
尾瀬山行(3)...8
尾瀬は天然のダムになっている。
いたるところから自然水が流れ込む。
長蔵小屋正面には、流れ込む自然水が塩ビ管を伝わって、飲料や手洗い用に使われていた。
公共の尾瀬沼ビジターセンター。
燧ケ岳は頂上がまだ雲の中だった。
18:24。
長蔵小屋は静かに夜を待つ。
一階は団欒室や食堂。寝室はおもに二階。
夕方になってやっと雲が切れて青空が見えた。
7012.12/7/2013
尾瀬山行(3)...7
尾瀬に入って三日目。
やっと青空の尾瀬を歩くことができそうだ。
あたりを暗くしてしまう雨雲がどんどん離れていく。
燧ケ岳からも雲が少なくなっていた。
長蔵小屋の朝食。
7011.12/3/2013
尾瀬山行(3)...6
5:11。
小屋の周囲。
夏アザミが空気中の水分をたっぷり身につけていた。
オニユリはクモの巣まで水気を含んだ。
この水分が尾瀬の花々を生かし続ける。
7010.12/1/2013
尾瀬山行(3)...5
5:04。
空はきょうの晴れを予感させてくれた。
雨雲に朝日が照りつける。
分厚い雨雲が太陽の熱で小さくなっていく。
ビジターセンターの朝。
長蔵小屋の朝。