6989.9/7/2013
尾瀬山行(1)...11
尾瀬ヶ原のほぼ平らな木道を歩いてきたので、温泉小屋から三条の滝までの本格的な山道は、かなりばてた。
足元にはいく筋もの水の流れができるので、防水加工した登山靴をはいていないと、靴内がびしょびしょになってしまう。
10:49。
三条の滝に到着した。
ものすごい水量と滝の落差。
滝つぼに響く轟音。
迫力に圧倒された。
6988.9/29/2013
尾瀬山行(1)...10
三条の滝。
尾瀬一帯の水がすべてここに集まり、大きな滝となって新潟県側に流れていく。
その流れは只見(ただみ)川となって、日本海へ注ぐ。
三条の滝への道は、のんびりとした木道とは異なり、ふつうの山道だった。
平滑(ひらなめ)の滝。
岩盤全体を斜めに水が流れていく。
10:05。
鎖を支える支柱がちょっとこころもとない。
6987.9/28/2013
尾瀬山行(1)...9
9:15。
東電小屋を出発した。
巨木につたがからまる。
熊や蛇が出てきそうな木道。
ノアザミ。
トモエソウの蜜を吸うミツバチ。
頂上が雲に隠れる燧ケ岳。
富士見キャンプ場。
9:31。
温泉小屋に到着した。
荷物を置いて、小さなリュックに雨具・水・行動食を詰め替える。
小屋にはもう前夜の登山者の姿はない。近くにある三条の滝を見学するひとたちのために、複数の小さなリュックが用意されていた。
6986.9/24/2013
尾瀬山行(1)...8
8:15。
ヨッピ吊橋。
トモエソウ。
8:50。
東電小屋に到着し、休憩。
新潟県との県境に近くなり、湿原の風景が少し変化する。
6985.9/23/2013
尾瀬山行(1)...7
湿原から、やや樹木が生い茂る一帯へ向かう。
小さな池が点在した。
木道にはタールなどの防腐剤は一切使用されていない。
防腐剤が水に溶けて、尾瀬の水を汚してしまうからだ。
触れると指が白く変わってしまうほど、冷たい水だった。
ニッコウキスゲ。
ニリウツギ。
6984.9/17/2013
尾瀬山行(1)...6
無心になる。
テレビや新聞、雑踏や電話から離れて、自然に抱かれる。
尾瀬一帯はau以外の携帯はつながらない。
docomoのわたしはとっくに電源を切っていた。
7:38。
「おーい、寝るなぁ」と。
もしかして、歩きながら寝ないように、ルートに変化をつけているのか。
キンコウカ。
小さな星が瞬くようなかわいい花。
頂上が雲に隠れる至仏山(しぶつさん)。
7:45。
牛首(うしくび)分岐を通過。
画面右手から来て、手前に曲がった。左に行くと尾瀬ヶ原を突っ切って、燧ケ岳の麓へ向かう。
6983.9/16/2013
尾瀬山行(1)...5
尾瀬ヶ原は、湿原だ。
湿原なので、どかどかと歩いたら、ずぶずぶと沈んでしまう。
湿原を楽しみながら、ずぶずぶと沈まないように、東京電力と環境省が木道を整備している。
まぁ、電力料金を払っているし、税金も払っているので、この木道の一部はわたしのお金が使われいるわけだ。
カッコーが本当に「カッコー」と鳴く。
その響きが湿原全体に響く。
朝の尾瀬ヶ原を歩いていたら、睡魔に襲われた。
6982.9/15/2013
尾瀬山行(1)...4
鳩待峠から51分歩いて、山の鼻(やまのはな)キャンプ場に到着した。
ここには立派なビジターセンターがあった。
寒暖計の気温は18度だった。
ニリウツギの接写。
至仏(しぶつ)山荘。
7:29。
いよいよ尾瀬ヶ原に入っていく。
6981.9/10/2013
尾瀬山行(1)...3
木でできた道。
右側通行が原則だ。
前のひとを追い越すときだけ、左側を通過する。
尾瀬の花が咲き乱れるのは7月の終わりまで。
だから8月上旬は、遅咲きの花たちに出会う。
花粉をたくさんつけたコオニユリ。
いまいち花びらがぱっとしないハンゴウソウ。
とっくにシーズンが終わったミズバショウ。
南米アマゾンのジャングルに来たのではないかと思うほど、葉が巨大化していた。
6980.9/8/2013
尾瀬山行(1)...3
春の丹沢、尊仏山荘以来の山小屋山行。
しかも今回は、温泉小屋と長蔵小屋の2泊も予定されている。
6:20。
これからの旅に胸を躍らせて、鳩待峠を出発した。
鳩待峠から、尾瀬ヶ原のほとりの山の鼻までは、なだらかな下りが続く。
ここからいきなり尾瀬の湿原が始まるわけではない。
尾瀬のあふれる水は、東京電力の水力発電に使われる。
だから、尾瀬一帯は東京電力が一括管理している。そのため山道がとても整備されている。
尾瀬ヶ原を包む山域に降った雨が、低いところに集まって清流を作り、いく筋も尾瀬ヶ原に流れていく。