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過去のウエイ

6949.7/24/2013
明神ヶ岳山行...6

10:10。
歩き始めて2時間35分で、明神ヶ岳に登頂した。


富士山がこんなに間近に見えた。
手前は金時山。
快晴で微風。天気が味方をしてくれた。


頂上から見た大涌谷と地獄谷。
町並みは強羅。


頂上には低い笹が生い茂っていた。
持参のダージリンで、富士山と金時山をゲット。

6948.7/22/2013
明神ヶ岳山行...5

なぜ山に行くのか。
そんなに長い時間を歩いて疲れないのか。
山歩きをひとに話すと、そんな疑問をぶつけられる。


はっきりした理由があるわけではないが、たとえばこういう山道を見て、そこを歩く自分を意識すると、気持ちが穏やかになるのだ。
確かにからだは疲れていく。腿の筋肉は悲鳴をあげていく。
それでも、山道や脇の樹木から元気や勇気の素をふりかけられる気持ちになるのだ。


頂上に近い樹林帯。


頂上直下。
後ろに見えるのは二つの大きな谷。左が地獄谷、右が大涌谷。
ともに硫黄で色が黄色くなっている。
硫化水素は有毒ガス。歩きながら風の具合でこちらの嶺まで漂うこともあった。

6946.7/16/2013
明神ヶ岳山行...3

最乗寺から箱根に到る山道は、古くから箱根越えをするひとたちの往来の道として使われていた。
東海道が有名だが、それに平行するように山道が伸びていたのだ。


杉木立のなかを鶯の声を聞きながら歩く。


どの杉も樹齢が長いと思われた。
幹まわりが軽く5mとか6mとかあるのではないか。


歩き始めて55分。 無人の見晴らし茶屋に着く。
はるかに秦野の町並みが見えた。

6945.7/15/2013
明神ヶ岳山行...2

大雄山最乗寺は、禅寺だ。
曹洞宗の大きな寺だ。
鎌倉には同じ禅寺でも臨済宗の寺が多い。


境内はとても掃除が行き届いていて、わたしが行った早朝の時間帯でも、ごみ一つ落ちていなかった。


最乗寺は天狗伝説発祥の地で、天狗がはいていたという大きな下駄が登山道の目印になっている。


7:35。最乗寺から一本目を開始。
いきなり木の根が顔を出した急峻な登り坂。


歩き始めて10分ぐらいで全身から汗が流れ出した。
それを10体の地蔵があたたかく見守ってくれた。

6944.7/14/2013
明神ヶ岳山行...1

丹沢の山行で、久しぶりに大学時代の記憶がよみがえったわたしは、筋肉痛が残るからだで、丹沢の2週間後に箱根外輪山の一つである明神ヶ岳から明星ヶ岳への縦走にトライした。
かつて大涌谷方面から明神ヶ岳にはロープウエイがあったそうだが、大涌谷の有毒ガスによって閉鎖されてしまったという。明神ヶ岳に登る山道には、錆びて朽ち落ちたロープウエイの支柱が往時を忍ばせていた。
芦ノ湖や箱根湯本など、箱根は全国から多くの観光客が訪れる。
そこには温泉があり、絶景があり、関所跡のような史跡があり、文化遺産やおいしい料理もある。そういう表の箱根部分を、取り囲むように箱根外輪山はそびえている。
もともと大きな噴火によって出現した箱根火山群のなかで、もっとも古い火山群が外輪山だ。
夏に箱根を訪れるひとなら一度は見たことがある「大文字焼き」。その文字が刻まれる山々が外輪山を形成している。
そのなかでも明神ヶ岳は、大外に位置していて、観光で訪れるひとはまったくいない静かな山だ。それでもほぼ海抜0メートルに近い小田原から一気に1000mを越える標高までそびえたつ頂上は、登りがいのあるコースだった。

2013年5月19日。わたしは湘南モノレール富士見町駅で始発の5:28発に乗車した。
天気は晴れ。気温は18度だった。


小田原駅大雄山線ホーム。
6時半頃の電車に乗って、終点の大雄山まで行く。
そこからタクシーを拾って、最乗寺へ。1430円。だいたい15分ぐらいの距離だ。

6943.7/7/2013
丹沢山行...19

 下山を開始して1時間ぐらい経ってから、低い雲が広がってきた。


8時44分、行者岳を通過。


政次郎の頭から行者岳にかけての稜線。
中央付近に土砂が崩壊している場所が見える。道幅はひとひとりがやっとの険しさだった。
鎖を使う場所も多かった。


三の塔から表尾根を振り返る。
塔ノ岳方面はすでに雲の中に入った。


山道の桜。
丹沢は5月の連休がサクラの見ごろになっていた。
(丹沢山行・了)

6942.7/6/2013
丹沢山行...18

 5月4日。
 午前6時50分。
 まだ朝寝の気配が広がる湘南地方を遠めに見ながら、下山を開始した。


表尾根ルートからヤビツ峠に降りる。


塔ノ岳頂上直下。見上げるともう尊仏山荘はあんなに上に。


最初の鞍部から振り返る。富士山と塔が岳のペアフレーム。

6941.7/1/2013
丹沢山行...17

 5月4日。
 午前4時過ぎ。
 日の出。
 新宿方面の雲から、ゆっくり太陽が昇ってきた。
 気温はマイナス2度だった。


大山や低高度の山並みが雲間に見え隠れする。


朝日を浴びた富士山。


丹沢連峰最高峰の蛭が岳の向こう側に南アルプスの山々が見えた。

6940.6/25/2013
丹沢山行...16

 ゆっくり、太陽が富士山に近い山並みに下がっていく。
 日の入りが近づいてきた。


反対側の大山に西日があたる。


西の空に雲が出てきた。


日没直後の富士山をバックに。
すでに気温は5℃を切っていた。