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原発事故に関するこれまでの情報
2011/3/31 save
東電社長「雲隠れ」と米紙批判 福島原発事故で
47NEWS
2011/03/29 17:46 【共同通信】
【ワシントン共同】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は29日、「経営者が雲隠れ」との見出しで、福島第1原発事故発生から2日後の13日以降、公の場に姿を見せていない東京電力の清水正孝社長を批判する記事を掲載した。
同紙は、問題が起きた際に連絡が取れなくなるのは、日本の経営者や政治家によくあることだと指摘。その上で、社長の行動を「理解できない」とする西岡武夫参院議長の発言や、メディアの間で社長の刑事責任を問うよう求める意見が出ていることを例に挙げ、批判が強まっていることを伝えた。
記事は「誰もが清水社長は辞任することになると思っている」と指摘する一方で、「電力会社と政治家、原子力規制当局の緊密な関係を引き離さなければ解決にはつながらない」とする日本国民の声を紹介した。
東電は27日、清水社長が16日に過労から体調を崩し、政府・東電の統合連絡本部を数日間離れていたことを明らかにした。現在は同本部に復帰したとしている。
福島原発敷地でプルトニウム検出、人体に影響なし=東電
ロイター
2011年3月29日4:42
東京電力は28日、東日本大震災で被災した福島第1原子力発電所の敷地内の土壌からプルトニウムを検出したと発表した。
検出されたのはプルトニウム238、239、240の同位体で、検出量は1キログラム当たり0.18─0.54ベクレル。敷地内の5カ所の地点で1週間前に採取した土壌サンプルから検出された。
東電の武藤栄副社長は28日深夜に東京で記者会見し、今回検出されたプルトニウムの濃度は通常の環境で見られる水準と同程度であり、人体に影響はないと説明した。
東電は検出されたプルトニウムの由来は不明としているものの、5つのサンプルのうち2つから検出されたプルトニウムは、大気中に存在するプルトニウムではなく、原子炉から放出されたものである可能性があるとしている。
専門家の間では、検出されたプルトニウムは大気中から土壌に入り込んだ可能性もあるが、福島第1原子力発電所で唯一ウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料を使っていた3号機の原子炉から漏れ出た可能性もあるとの見方が出ている。
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