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放射線対策
これからは、水や食品に含まれる放射性物質によって身体の中から被曝することの対策が中心になります。
身体の外から浴びる場合とでは、放射線の防ぎ方も、適用する数値もまったく違います。政府、マスコミから、それに関する情報はまだ十分に出ていません
いま内部被曝の対策を取らなければならないのはヨウ素131という物質です。首都圏の場合、これが放射線量の大部分を占めてます。
その量は、感覚的に言うと、無視するには大きすぎる、神経質になるには小さすぎる、というところです。でも、子どもには、できるだけのことをしたほうがいいと思います。
(感覚ですみません。いま、実用に役立てるため、危険度を推定する計算を試みています)
幸い、ヨウ素131については対策が取りやすいです。
・ 身体に蓄積されることさえ防げば、危険度は小さい。
・ 3ヶ月もすれば、4千分の1程度に減る。短期間だけ注意すればいい。
現在のところ、毎日昆布を少しずつでも食べていることが実用的最善だと思われます。詳しいことはまた出します。
子どものいる家庭では、関西以西に避難してしまえば万全です。ただし、避難民生活になってしまうとその害のほうが大きいですから、親戚、知人等の受け入れ先がしっかりしている場合に限ります。
原子力発電所から放射性物質が環境に放出された場合、最初の2〜3ヶ月くらいは、放射性ヨウ素がもっとも大きな問題になります。
ヨウ素剤が有効であることは知られていますが、これは若干の副作用もあります。
もともと食品であるもので摂取することができれば、それにこしたことはありません。そのときに、昆布の摂取で十分な量を取れるという説と、多量に必要なので食べきれるはずがないという説の両方を見かけました。
そのため昆布のヨウ素含有量を調べてみました。
昆布には、1gあたり1.3mg程度のヨウ素が含まれています。ヨウ素の食事からの摂取量は1歳で0.05mg、大人で0.13mg、授乳婦で0.27mgです。
一日に昆布1g程度で十分な量を摂取できます。
主に、次の資料を参考にしました。よい資料です。昆布以外の食品についてもわかります。
「ヨウ素とは」
この中で、昆布の数値が飛び抜けて高いので、ミスプリントではないのか、学術論文で確認をとりました。大丈夫でした。
この論文で、コンプ中のヨウ素は煮汁の中にかなり出ることもわかりました。
情報提供者の方(古山明男さん)のブログにより詳細に掲載してあります
http://educa.cocolog-nifty.com/blog/
2011/3/29up