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新規に放射性物質放出の可能性

 日経3月24日の夕刊によりますと、福島第一原発3号機で、22日午後3時半から23日午後4時までのほぼ24時間の間に圧力は1.8気圧から3.6気圧へと、1.8気圧ほど上昇しています。また、24日(昨日)午前5-7時には4気圧程度で横ばいです。

 一日に1.8気圧という上昇が22-23日に実際にありました。現在の発熱は放射性物質の崩壊熱であり人為的に止めることはできません。圧力上昇と横ばいの理由は説明されていませので、また圧力上昇が起こる可能性は大きいです。そうしますと1号機格納容器はすぐに設計圧力である5.28気圧を超え、原子炉内蒸気の外部放出が必要になります。

 原子炉内の蒸気は、放射性物質を大量に含んでいます。

 やむを得ずこれを放出する場合は、事情を説明し、ダムが放水するときに危険を知らせるのと同様に警告を出し、放出後の経過を監視しデータを報告すべきです。

 当面、役にたちそうな情報を紹介します。

リアルタイム風向風速 気象庁
http://www.jma.go.jp/jp/amedas/206.html?elementCode=1

ドイツ気象庁による風予測(日本列島、日本時間)
http://meteo.sf.tv/sfmeteo/prognosen_japan.php?q=japan

 緊急時は、リアルタイムのデータでないと間に合いません。茨城県東部には東海村があるため、放射線データをリアルタイムで出すシステムがあります。これが役に立ちます。

放射線テレメータ・インターネット表示局
http://www.houshasen-pref-ibaraki.jp/present/result01.html

情報提供者の方(古山明男さん)のブログにより詳細に掲載してあります
http://educa.cocolog-nifty.com/blog/

2011/3/26up