第162回定例会 2011.9.17(土) 藤沢市市民活動推進センター 参加者:4人
経過と予定
7月23日(土)第161回定例会 9:30から市民活動推進センターで
9月17日(土)第162回定例会 9:30から市民活動推進センターで
10月22日(土)第163回定例会 9:30から市民活動推進センターで
11月26日(土)第164回定例会 9:30から市民活動推進センターで
12月17日(土)第165回定例会 9:30から市民活動推進センターで
2011年度の会報
発行月と担当者は次の通りです。
6月:山崎・増田 9月:小坂・兵藤 12月:十時 3月:池田・佐々木
2011年度の会員手続きが始まっています。
6月の会報からは新年度の手続きをした方に会報を送ります。
会員更新の手続きは、従来どおり、年間3000円の会費納入のみです。
湘南より、教育提言を
Pick up NEWS
恥ずかしい藤沢市
8月上旬に藤沢市役所の職員会館で、市長を含む市幹部が、火災報知器を撤去して、バーベキューを実施していたことが先日発覚した。
バーベキューによって発生した大量の煙が、2階や3階にまで達し、火災報知器を撤去していなかったこれらの階で検知され、警報が鳴った。消防車が出動する騒ぎに発展した。
藤沢消防署では、火災報知器の撤去は消防整備士の資格をもったひとがやらなければならないが、当日の撤去は無資格の職員が担当したという。
これまで何度も学校現場での職員どうしの飲食に対して禁止通達を出してきた藤沢市行政トップたちのレベルの低さと違法行為をもろともしないアホさ加減に、新聞もテレビも厳しい論調で非難している。
さらに、藤沢市議会での質問に対して、これ以外にも3回も火災報知器を撤去して同様のパーティーを実施していたことが判明している。そのときは「カルビ」を使わなかったのでさほど煙が出なかったが、8月は「カルビ」を使ったので煙が立ち込めたという。
東日本大震災後、最初の暑い夏を全国で「どう乗り切るか」を真剣に模索していた渦中で、役所トップたちの無能・不道徳ぶりがあらわになった。
市長は「副市長を通じて、部下の者にこのようなことが起こらないように厳正に注意した」とメディアに応じた。まるで他人事のようなコメントだが、松下政経塾出身の海老根市長当人も当日は得意の料理を参加者にふるまっていたという。
[私見]
藤沢の中学教科書
2012年度から公立学校の教科書が改訂される。中学校の歴史・公民では、これまでの教科書にかわって皇国史観にもとづいた教科書が藤沢市で採択された。
松下政経塾出身の海老根市長が、教育委員5人のうち3人を自らの「息のかかった」委員にしたことで実現した暴挙だった。
藤沢市の教科書採択は、まず候補にあがっている検定本が各小学校・各中学校を巡回する。すべての教員が目を通して、望ましい教科書にポイントをつけて情報提供する。
教育委員会事務局は、教員からの情報を参考にして、教科書採択委員の教育委員に原案を示す。
この段階で、学校現場から中学校の歴史・公民で推薦された教科書は、これまでのものと同じ出版社のものだった。なのに、教育委員が最終的に選んだ教科書は、皇国史観にもとづく別の教科書だったのだ。
松下政経塾出身者には、強烈な上昇志向をもつ者が多い。権力への執着も強い。こういった者たちが政治の世界で権力の座につくと、法律には違反しないが、多くの意見に耳を貸すという姿勢はもたない。
そして、うまくいかなくなると途中で投げ出す。前横浜市長しかり、前神奈川県知事しかり。ちなみに今度の首相も松下政経塾の卒業生だ。
教科書採択で現場の声を無視するのであれば、いちいち放課後に時間をとってすべての検定本に目を通すやっかいな仕事は不必要になる。
「どうせ、教育委員が勝手にきめんだろ」
今回の暴挙は、藤沢の教育行政にファッショの影響が出始めた証拠だ。
[私見]
このほかの情報は、こちらのコーナーに掲載しています。
NPO法人 湘南に新しい公立学校を創り出す会
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