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第146回定例会 2010.2.27(土) 藤沢市市民活動推進センター 参加者:5人

経過と予定

1月23日(土)第145回定例会 9:30から市民活動推進センターで

2月27日(土)第146回定例会 9:30から市民活動推進センターで

3月27日(土)第147回定例会 9:30から市民活動推進センターで・会報No.124発行

4月3日(土)多様な教育を推進するためのネットワーク・定例会

4月24日(土)第148回定例会 9:30から市民活動推進センターで

5月22日(土)第149回定例会 9:30から市民活動推進センターで

6月26日(土)第150回定例会 9:30から市民活動推進センターで・会報No.125発行

2010年度の会報

発行月と担当者は次の通りです。

6月:山崎・増田 9月:小坂・兵藤 12月:十時 3月:池田・佐々木

2010年度の会員手続きが始まります。
6月の会報からは新年度の手続きをした方に会報を送ります。
会員更新の手続きは、従来どおり、年間3000円の会費納入のみです。

新しい湘南憧学校

新しい報告はありません。

新しい湘南憧学校

教育情勢をめぐる現場からの声

多様な教育を推進するためのネットワーク

略称:おるたネット
ホームページ作成の担当者が決まった。
活動を紹介するリーフレットが完成した。

このほかの情報は、こちらのコーナーに掲載しています。

これからの方向性について

1月の定例会で、1997年の活動開始の頃にさかのぼり、新しい公立学校作りが必要だった背景と動機、具体的な活動を振り返った。
今回は、時代背景やこんにち的な問題について、ストーミングした。

発達障害が背景にあるだろうと推測される傷害・殺人事件
精神障害が背景にあるだろうと推測される傷害・殺人事件

これらは政治の不作為によって、教育・福祉・就職・結婚・地域・社会生活の各分野で置き去りにされてきた課題だ。

戦後刑法犯罪は減少してきているそうだ。
しかし、経済的には恵まれていても、うつ病にかかり、失業していくひとは増えている。
やがて、面倒をみている親が死んだ後に、そういうひとたちはひとりで生きてゆけなくなる。

秋葉原の無差別事件。厚生労働省の元事務次官が襲撃された事件。
サトウマサル氏によると、こういった事件は権力にとって、おそろしいことだった。その対抗措置として、人材派遣法を改正した。権力はいつも、問題が露呈したときには動くが、最初から計画的な動きをしようとしない。それこそが、権力の弱さと言える。

貧乏が背景にあるだろうと推測される虐待・引きこもり・不登校・中退・無差別殺人事件

これらは経済社会の先行き不安によって、おとなたちが問題を先送りしてきた課題だ。

行政改革の名の下に、全国の児童相談所は統合され、減少した。
反比例して、虐待件数は増加した。
現在のケースワーカーひとりがかかえる虐待案件は多すぎて、とてもひとりの能力で担当できるとは思えない。

虐待・引きこもり・不登校・中退。
こういうところでしか生きてゆけないひとたちが増加している。
○○依存症。自分で自分を追い詰めていく。

かつて創る会が行政に認めさせたかったなかみ
「教育課程の編成」「学習評価の自由」「学年制の廃止」「校長の人事権」「学区の撤廃」

これらは、学校のなかではたらく側から見た変革だった。
学校の外からは、これらが「新しい公立学校」にどうつながるのかは、わかりにくかったかもしれない。

あれから時間が経過し、認めさせたかったなかみは、いまも同じ輝きがあるか。

「教育課程の編成」
10年前よりもはるかに管理が厳しくなった。同時にこどもの学習意欲は消失した。
行政や管理職は、教員に対して、授業時間数ばかりを要求し、授業のなかみには関心がない。
よのなかも、土曜学校の再開など、授業時間を増やせばこどもに学力がつくと信じている。
消えてなくなった学習意欲を、授業時間数の増加で復活できるはずがない。

「学習評価の自由」
英語。小学校の学習に英語が導入される。
早くも、通知表に英語学習についての評価を文章で記入せよと教育委員会が命令を出した。

「学年制の廃止」「校長の人事権」「学区の撤廃」
部分的ではあるが、実現しているところがある。

いまこそ、寺脇研氏の話を聞きたい。


NPO法人 湘南に新しい公立学校を創り出す会
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