第142回定例会 2009.10.24(土) 藤沢市市民活動推進センター 参加者:6人
経過と予定
9月12日(土)第141回定例会 9:30から市民活動推進センターで・会報122発行
10月24日(土)第142回定例会 9:30から市民活動推進センターで
11月14日(土)第143回定例会 9:30から市民活動推進センターで
12月19日(土)第144回定例会 9:30から市民活動推進センターで・会報123発行
2009年度の会報
発行月と担当者は次の通りです。
6月:山崎 9月:小坂・池田 12月:十時・駕籠六 3月:池田・佐々木
2009年度の会員手続きが始まります。
6月の会報からは新年度の手続きをした方に会報を送ります。
会員更新の手続きは、従来どおり、年間3000円の会費納入のみです。
新しい湘南憧学校
担当者欠席のため、新しい報告はありません。
新しい湘南憧学校
教育情勢をめぐる現場からの声
多様な教育を推進するためのネットワーク
2008年の春から定期的に会合を開いてきた新しい学校作りを推進しようというひとたちの集まり。いよいよ、団体の名称が決まった。
多様な教育を推進するためのネットワーク
すでに目的・活動の方針・規約が決定しているという。
今後は、サイト構築やロビー活動を計画しているそうだが、具体的ななかみはこれから検討する。
全国に点在するフリースクール・フリースペース・特区学校など、新しい教育に関連する団体や個人の情報を集約し、活動への助言や提言を行うことを将来的には目指している。
湘南に新しい公立学校を創り出す会のこれから
政権交代とともに、これまで実施困難だったチャータースクールの創設を気持ちの根っこでは期待している。
しかし、そのためには法律作りが必要なので、これまでの政権同様、チャータースクール法成立は苦難が予想される。そこで、これからの創り出す会の活動についてメンバーからの提案を受けて、検討を始めた。
まだ検討は始まったばかりなので、検討のなかみが決定事項ではない。
チャータースクール法成立が長期的な目標だとすれば、短期的にできることはなにか。
こどもにかかわることで、行政にはできないが、NPO法人だからこそできることがないか。
今回は、そのなかから貧困問題と新しい学校について話し合った。
貧困家庭のこどもは、私立学校や塾に通う経済的余裕がないので、学ぶ機会が限定されている。すでに東京のある区では、平日の夜や週末を使って、希望する中学3年のこどもを公立学校に集めて受験勉強を教えている。学校が無料の塾を開講しているのだ。
家庭にゆとりがないために、学ぶ機会を閉ざされているこどもたち。
そのこどもたちのために特化した学校ができないだろうか。
日本では貧困を定義する行政的目安がない。そのため、どういう経済状態を貧困と呼ぶのかという具体的指標がない。だから、貧困家庭のこどもに特化したといっても、具体的にだれをターゲットにしているのかがわかりにくい。
対象を明確にする必要がある。
かつての湘南憧学校の経験を生かして、ターゲットはあやふやにすべきではない。
貧困に悩む家庭のこどもは、学力だけでなく、生活の自立も支援が求められる。
また、人間関係作りも基本から教える必要がある。
創り出す会の目指す新しい公立学校は、現在の記憶力にかたよった知識伝授の学校教育とは異なる力を伸ばそうとする。それを実現するためには、現在の学習指導要領に手を加える必要がある。それによって、好奇心や興味を学習の出発点にする教育を創造したい。
今後も定例会を通じて、議論は続く。
このほかの情報は、こちらのコーナーに掲載しています。
NPO法人 湘南に新しい公立学校を創り出す会
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