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2015年9月26日

冷凍したマグロの解凍は、コツがいります。
この良し悪しでマグロのうまさが決まると言っても過言ではありません。
ざるにキッチンペーパーを敷いて準備をします。
今回のマグロは12日に築地の場内仲卸「丸半佃寅」で買ってきたブロックです。
7000円分買いました。大きく2つの塊にしてくれました。一つはトロの入った塊です。それは23日に家族で刺身にして食べました。
赤身の多いもう一つの塊を握り寿司にします。
写真のブロックで3500円分。4つのサクに分けられています。
マグロは鋸で切るので、断面に汚れがついています。
この汚れを庖丁を使ってそぎ落とします。マグロが凍っているのでキッチンペーパーでマグロを巻きながら作業しないと、マグロを持つ手が凍ってしまいます。
汚れをそぎ落としたら一つずつキッチンペーパーでくるんで室温解凍をします。
だいたい室温が20度ぐらいで4時間もすれば十分です。完全に解凍しきっていない状態で薄切りにします。中心が凍っているぐらいがベストです。この段階で薄切りにしてラップをかけて冷蔵庫で保存します。完全に解凍させてしまうと、うまみまで流出してしまい、ぱさぱさの肉になってしまいます。
出汁巻き玉子の海苔巻きも作る予定だったので、早い時間に作っておきました。
握り寿司を作るのに必要なラインナップです。
3合の酢飯。赤身。大葉。出汁巻き玉子。海苔。氷水。酢。わさび。ジャコ(軍艦に使用)。
薄切りにして冷蔵庫で保存しておいたマグロは、ラップをはがして酸素に触れると色が鮮やかになります。
早くから家事を終わらせて食卓で缶ビールを手にした妻に、一足先に「簡単握り」を出しました。
サクの断面が三角のものは、刺身にしました。なるべく長方形に近いものを握りました。
出汁巻き玉子を金子の海苔で巻きました。軍艦はジャコと紫蘇の実のしょうゆ漬けです。

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