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2010年大船の正月を歩く(2010.1.11)

 神奈川県鎌倉市大船。わたしが生まれ育った町だ。生まれてから現在まで、大船から遠く離れて暮らしたことはない。地元密着型の人生だ。
 たまたま家族に頼まれて2009年の終わりにデジタルカメラを買った。
 それまでのものが壊れてしまってそのままにしていた。いまは、携帯電話のカメラ機能が充実している。いちいちデジタルカメラを買う必要性がなかったのだ。しかし、まぁ、家族の要望とあらば無下にはできない。
 家電量販店に行って驚いた。いまやデジカメはこんなに安くなっているのか。一万円台でたくさんあるではないか。何の迷いもなく、オリンパスのミュウを買った。買ったら、撮影したくなるのがひとのつね。正月の大船を歩きながら、シャッターの閉まる町を撮影した。

 写真は記録という価値がある。現実のものはかたちが変わってしまうが、色あせない限り、写真は過去を記録する。いまから数十年後の大船の姿はいまとはきっと違うだろう。
 山崎商店会の酒類販売店「淡路屋」。わたしはここの常連。仕事帰りに、休日の散歩の途中に、いつも立ち寄って話し込み、酒を飲む(左)。
 富士見町のフジスーパーから横須賀線の歩道橋を越える(右)。線路の向こうには、六国見山(ろっこくけんざん)の山並みが見える。

 横須賀線を渡る歩道橋から大船観音を見る(左)。手前には、湘南モノレールの線路が走る。
 2010年の元日の大船は、空気が澄んでいて、空は青かった。

 横須賀線を渡る歩道橋から横須賀線の線路を写す(左)。しばらく電車を待ったが来なかった。大船と北鎌倉間、複線。
 大船行政センター近くのレストラン「ママズキッチン」(右)。ランチあり。お米と魚、野菜にこだわり、オーガニックな料理を提供する。バス通りに面した広い駐車場の奥にある。

 大船仲通商店街(左)。もっとも端の駅から遠い入口から撮影する。右側のシャッターは「運ど運や」と書いて「うどんや」と読むうどん屋さん。持ち帰りの生麺も販売している。
 仲通商店街に入って一本目の角「金子造園」を右折する筋道(右)にあるパン屋「ナカネベーカリー」。ここのコッペパン110円はおすすめ。しかしほとんどいつも売り切れだ。1時過ぎと5時ごろが狙い目。

 和菓子屋の「龍月」(左)。古くからのファンが多い。
 いつもは身動きが取れない仲通からスガノ酒店に続く筋通り。

 1階はよくお店が入れ替わるが、2階は常連客の多い「笑」(左)。わたしの好みの「鳳凰美田」という栃木の日本酒を置いている。
 立ち飲み屋や小さいお店が多い筋通り(右)。

 古くからの常連客が多い「旭屋」(左)。
 中央付近の大船仲通り(右)。

 浜田耳鼻科のある筋通り(左)。白いホルモンがおいしい「大船ホルモン」はこの並びにある。
 松竹撮影所の昔から有名な観音食堂(右)。

 大船駅から鎌倉芸術館へと続く通称「代ゼミ通り」(左)。
 日進電機(右)。

 すがの酒店(左)。各地の銘酒が専用のクーラーに入っている。
 新しくオープンした大船市場(右)。野菜と果物が箱で売っている。ものすごく値段が安い。いつも混んでいる。

 仲通りに平行している通りにも名店は多い。新規オープンから客足が絶えない焼き鳥屋「鳥まさ」(左)。興味はあるがまだ入店したことがない。
 鳥まさと道路をはさんだ老舗「大衆焼肉ジンギスカン」(右)。ものすごく安くてうまい。専用のガスレンジは年代物だ。

 ジンギスカンを通り過ぎると左側に飲食店がたくさん入ったビルが見える(左)。どの店も興味はあるが、まだ「くすくす」にしか行ったことはない。
 「大船ホルモン屋」(右)。

 代ゼミ通りと平行した筋通りにある「順ちゃん」(左)。
 代ゼミ通りのビル地下1階にある「新海」(右)。とてもお世話になっています。

 代ゼミ通りの手芸店「リリアン」(左)。わたしは布や糸をほとんどここで購入している。
 モノレール大船駅に近い食堂「ときわ」の「アジフライ定食」(右)。肉厚なアジがふっくらやわらかい。

 モノレール大船駅に近い食堂「ときわ」(左)。うどんもそばもおいしいが、天婦羅と揚げ物は天下一品だ。席数が少ないのですぐに満席になる。
 稲庭うどんの「鴇(とき)」(右)。仲通をずっとヤマダ電機側に歩いた右側のビル地下1階。

 大船駅前通り沿いの「石狩亭」(左)。中華料理専門でいつもひとでにぎわっている。
 見上げると大船ルミネビル(右)。

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