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第169回定例会 2012.4.28(土) 藤沢市市民活動推進センター 参加者:4人

経過と予定

3月24日(土)第168回定例会 9:30から市民活動推進センターで
4月28日(土)第169回定例会 9:30から市民活動推進センターで
5月26日(土)第170回定例会 9:30から市民活動推進センターで
6月23日(土)第171回定例会 9:30から市民活動推進センターで
7月21日(土)第172回定例会 9:30から市民活動推進センターで
9月29日(土)第173回定例会 9:30から市民活動推進センターで

2012年度の会報

発行月と担当者は次の通りです。

6月:山崎・増田 9月:小坂・兵藤 12月:十時・佐々木 3月:池田

2012年度の会員手続きが始まっています。
6月の会報からは新年度の手続きをした方に会報を送ります。
会員更新の手続きは、従来どおり、年間3000円の会費納入のみです。

湘南より、教育提言を

始まりました、教員の人材不足

4月はじめ、とある教育委員会に登録している臨時任用教員希望者は、すべて所属が決まり、今後の正規教員が療養休暇や産休などに入るときの余裕がなくなってしまいました。
そのため、担当課は教員免許をもっていて、面接をして、ある程度まともなら、少々「?」な部分があっても、どんどん採用しているそうです。
行政が学校現場を締め付けて、勧奨退職制度によって団塊の世代を大量退職に追い込んだ結果、いよいよ学校現場の教員人材不足が始まっています。
教員免許の更新(自腹で2年間・10年ごと)、クレーマー、児童虐待、教頭試験の導入、給料の削減、人事評価の導入、全国学力テストの任意という名の強制、増え続ける生活保護受給家庭など、どこを見ても、教職に魅力を感じる要素がなくなってしまった現在、若者たちが敬遠する気持ちはよくわかります。

教育は専門職なので、だれもが一朝一夕にできるものではありません。
また大学の教授が大上段にかざした指導方法を実践しても、こどもがその通りの成果をあげるとは限りません。
だから、熟練した教員の存在が必要だったのです。
しかし、教育行政は熟練した教員ほど管理職や教育行政の指示に従わないことを知っているので、過去10年ぐらいの長期的作戦で、そういうひとたちを学校現場から円満に退職させました。
その結果、学校現場には管理職に対して従順で、教科書通りの内容を、そっくりそのまま指導する若い教員ばかりが残りました。教室から抜け出ていくこどもや、悲鳴をあげる親たちの声を耳にしても、立ちすくみ、だからといって何もできない教員が増えていっています。そういうときにどうすればいいのかを叱咤激励した熟練者たちを、学校現場から追い払ったからです。

多くの産業が空洞化していったように、教育の空洞化が始まろうとしています。

新しい湘南憧学校


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